首位争いは最終周に接触。名取鉄平が今季2勝目 - superformula lights

TOPICS

首位争いは最終周に接触。名取鉄平が今季2勝目

2021/04/24

名取鉄平と佐藤蓮の最終周の攻防名取鉄平と佐藤蓮の最終周の攻防

 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は4月24日(土)、12周の第4戦決勝レースが行われた。

 NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのなかで開催されているBuzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会。変則的に4月23日(金)午後4時45分から開催された第4戦/第5戦の公式予選では、終盤のタイムアタックで1分51秒296、さらに1分51秒677をマークした名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が両戦ともにポールポジションを獲得した。

 2番手につけたのは、「最後のアタックではクルマもとても乗りやすかった」と1分51秒914をマークした野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)。3番手には佐藤蓮(TODA FIGHTEX)が、4番手には今回スーパーフォーミュラとのダブルエントリーとなっているジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)がつけた。

 迎えた4月24日(土)は晴天に恵まれ、全日本ロードレースJSB1000第2戦のレース1、スーパーフォーミュラ第2戦の公式予選の後、午後4時35分に第4戦のスタート進行が始まり、午後5時に決勝レースの火蓋が切られた。

第4戦 スタート第4戦 スタート

■中盤デグナーでコースアウト相次ぐ

 西日が差すなか迎えたスタートでは、ポールポジションの名取が上手くスタートを決めるも、2番手スタートの野中はやや蹴り出しが鈍り、1コーナーのアウト側から3番手スタートの佐藤がアウトから野中をオーバーテイク。2番手に浮上する。

 トップ3に続いたのはジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)、平良響(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)、そして河野駿佑(RS FINE K&N 320)という顔ぶれ。直前までスーパーフォーミュラの公式予選に臨んでいたアレジはデグナー立ち上がりで一時コースアウトしかけたが、ポジションを守っている。

 序盤から後続を引き離したい首位の名取だが、2番手の佐藤との差は思うように広がっていかない。5周を過ぎた段階でも2台の差は1.030秒で、ワンミスで順位が入れ替わる展開となった。一方、その後方の野中はややギャップが広がっていたが、6周目、10番手につけていたDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がデグナーでアウト側のダートにタイヤを落としコースアウトする。その直後には畑享志(A-NeKT with B-MAX 320)が、さらに翌周には野中がコースアウト、そして8番手につけていた入山翔(Albirex-RT)がスピンを喫するなど、デグナーでアクシデントが相次いだ。

 野中はコースアウトの後、レースに復帰することはできたものの、アレジに先行され4番手となる。一方、スタートで順位を落とし、8周目に河野駿佑(RS FINE K&N 320)をかわしてきた三宅淳詞(MAX RACING 320)がジワジワと追い上げをみせると、終盤野中の背後にピタリとつけた。

ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM'S 320)

■首位争いは思わぬ結末に

 一方、首位争いはチェッカーに向けて緊迫感を増していく。残り2周ほどになると、佐藤が名取との差を1秒以内とし、勝利を奪うべくプレッシャーをかけていく。迎えた11周目の日立アステモシケインで佐藤は名取のテールにピタリとつけると、ファイナルラップの1コーナーで名取に並んだ。

 佐藤はアウトから名取に襲いかかると、2コーナーに向け並走する。しかし、わずかに姿勢を乱した名取のリヤと佐藤がわずかにヒットしてしまい、佐藤は姿勢を乱しコースアウト。バリアにクラッシュしてしまった。最終的にこの2台の接触はレーシングアクシデントと判定された。

 名取の車両に大きなダメージはなく、そのままファイナルラップを走りきり今季2勝目のチェッカーを受けた。2位には単独走行となったアレジ。そして、野中と三宅の戦いはファイナルラップに表彰台争いに変化したが、野中が最後まで順位を守り切った。

 4位は三宅、5位は平良、6位は河野という結果に。マスタークラスは途中DRAGONとも激しいレースをみせた今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が8位でチェッカーを受け、今季3勝目を飾っている。

野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM'S 320)

名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)

第4戦 表彰台第4戦 表彰台