第5大会もてぎが開幕。専有走行は菅波冬悟が最速に - superformula lights

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第5大会もてぎが開幕。専有走行は菅波冬悟が最速に

2022/08/19

菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)

 6月18日(土)〜19日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われた第4大会から2ヶ月ほど。2022年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、栃木県のモビリティリゾートもてぎで第5大会を迎えた。シーズンも残り2大会で、チャンピオン争いにとっても重要なラウンドとなる。

 そんな第5大会には12台がエントリーしていたが、平木湧也、平木玲次のふたりを擁するHELM MOTORSPORTSが大会直前に急遽参戦を取り止めることになった。ドライバー両名の体調不良によるもので、チームの地元のレースで悔しい決断となってしまった。

 そのため10台が出走することになった第5大会の走行開始となる8月18日(木)は、朝から雨が降り、午後零時45分の専有走行1回目の開始直前になりようやく上がったものの、路面はウエットコンディションで始まった。コースオープンとともにTOM'S勢や太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)らがコースイン。少しずつ走行する車両は増え、終盤には前大会でのペナルティポイントを受け1時間走行できなかった木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)もコースインを果たした。

 このセッションでは序盤は2分01秒台ほどのタイムで、陽も差しはじめた終盤にはタイムが上がっていったものの、ドライタイヤを履くまでには至らず。チェッカー間際に1分52秒480をマークした菅波がトップで専有走行1回目を終えた。2番手には小高一斗(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)、3番体は平良響(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320)がつけた。この走行では、今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、DRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)は最後までコースインすることはなかった。

 午後3時25分からスタートした専有走行2回目は、インターバルの間に晴れ間も広がりドライコンディションに転じた。前大会に続き、今田の4号車には佐々木大樹が、DRAGONの30号車には松下信治が乗り込み走行を開始した。

 西日が強く差すなか、10台が1時間15分の走行を使いながら周回を重ねていったが、終盤1分45秒474までタイムを上げたのは、最後にニュータイヤを投入した松下。1分45秒900を記録した太田が2番手、アタック前のセット変更に時間がかかった菅波がユーズドで1分45秒994と僅差の3番手につけた。

木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

■2日目は汗ばむ陽気のなか菅波がトップタイム

 走行2日目となる8月19日(金)のモビリティリゾートもてぎは朝から晴天に恵まれ、気温もグングンと上昇。汗ばむ陽気のなかで午前9時10分から専有走行3回目がスタートした。この走行から今田、DRAGONのふたりもステアリングを握りコースインしている。

 1時間30分というセッションのなか、各車とも暑さをものともせず精力的に周回を重ねていき、翌日の公式予選、そして第13戦の決勝レースに向けたセットアップを進めていった。終盤、5コーナーで野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)がトラブルによりコースオフしたためダブルイエローが提示されたが、残り5分ほどでコースはクリアとなる。

 ここで多くのマシンがタイムを上げていくが、まず太田が1分45秒186をマーク。これを上回ったのが木村で、1分44秒813までタイムを縮めトップで専有走行3回目を終えた。3番手には中盤にニュータイヤを1セット投入し、最後にも投入したもののタイムを更新できなかった菅波で、4番手には小高、5番手には平良が続いた。

 午前の専有走行3回目の後、TCRジャパンシリーズや全日本スーパーフォーミュラ選手権の専有走行をはさみ、やや雲が増えるなか午後3時25分から行われた専有走行4回目は、赤旗中断等はなく各ドライバーがセットアップの最後の煮詰めを行っていった。

 チェッカー間際には再度ニュータイヤでのアタックが展開されていくが、ここで1分44秒221までタイムを縮めたのは菅波。2番手には木村と、B-MAX RACING TEAM勢がワン・ツーを占めた。

「走り出しからフィーリングが悪くなく、初日のウエットコンディションでもコースに出ればタイムが出るような感触がありました。今日は午前の最後にタイムを伸ばすことができませんでしたが、それらを加味してセットをアジャストしたところ、自分たちが望む方向を見つけられました。流れとしては良いと思います」と菅波。

「僕たちは毎回予選が課題になっています。ただそれをあまりジンクスのようにはとらえず、明日はシンプルに僕たちが出せるパフォーマンスを出し切ったときに、どの位置にいられるかだと思います」

 一方、3番手につけた野中は「1日目からトラブルがあったりでアタックができず、この4回目の走行で初めてニュータイヤでアタックできました。バランス等見えてきた部分もありますし、自分の課題でもあったスーパーフォーミュラが走った後の路面を経験できたのはポジティブにとらえています」と2日間の走行を振り返った。

 上位は僅差で、今回も公式予選から熾烈な戦いが展開されそうな全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会。8月20日(土)は午前10時45分から第13戦/第14戦の公式予選が、午後4時35分から第13戦の決勝レースが行われる。

野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)野中誠太(PONOS Racing TOM’S 320)

古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)