全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第13戦/第14戦予選上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第13戦/第14戦予選上位ドライバーコメント

2022/08/20

木村偉織

■第13戦 予選ポールポジション/第14戦 予選4番手
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.1/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「トップタイムはやっぱり気持ちが良いですが、ダブルポールを獲るつもりで挑んだので悔しいです。今までだったら、ベストタイムを獲れただけで素直に喜んでいたと思いますが、ここで悔しい気持ちになれたことは、自分が成長した証拠かなと思っています。1セット目のニュータイヤから2セット目を入れるところでも、セットアップではなく自分自身の走りで『暫定トップとの差をなんとかするんだ』と、走りに集中して挑めたので、メンタルの面でも良い状況を作れました。これまで、金曜日は調子が良いにも関わらずうまくいかなかったり、チームに迷惑をかけてしまったりと、つらい状況が続いていましたが、長いインターバルを挟んだ残りの大会に向けて、良い蹴り出しになりました。決勝でもこの流れを崩すことなくいきたいです」

太田格之進

■第13戦 予選3番手/第14戦 予選ポールポジション
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「専有走行からあまり勢いがなく、いつものようなとがった部分があまりないまま予選に入ったので、セカンドベストでのポールポジションが獲れて最低限のことはできたかなという感じです。1周目のアタックを終えた時には2番手だったのですが、次の周に大きくタイムを削れる雰囲気もなかったので、セカンドを狙って極力タイムを落とさないようにと気持ちを切り替えました。鈴鹿からオートポリス、SUGO、もてぎと、それぞれの大会で少なくとも1回はポールポジションを獲れていて、それは自信になっています。シリーズチャンピオンがかかってくるこの終盤戦に、チームの一体感も上がっているので、決勝レースに向けて一緒に準備をしていって、1ポイントでも多くポイントを稼ぎたいと思います」

小高一斗

■第13戦 予選2番手/第14戦 予選7番手
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今週はあまり調子が良くなく、ベストタイムでの2番手というのも“奇跡の1周”というくらいの感覚です。今週は走り出しからずっと悩んでいて、予選までに良いところを見つけられませんでした。ただ、第13戦はフロントロウからのスタートですし、ここで優勝できれば第15戦をポールポジションからスタートできるので、うまく2勝できたらなと思っています。まずは今日の第13戦でしっかりとポイントを獲っていきたいです」

平良響

■第13戦 予選6番手/第14戦 予選2番手
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「セカンドベストでの予選2番手は悪くありませんが、ベストタイムでの6番手という結果はとても残念です。攻めすぎてミスが出てしまってのタイムでした。セカンドべストが良いということは、本当はベストタイムも良かったはずで、ひとつのミスで大きくひっくり返ってしまったことは悔しいです。天気が不安定なので、午後の第13戦は臨機応変にいけたらと考えています。2番手グリッドの第14戦は、得意のスタートで前に出て勝ちたいです」

菅波冬悟

■第13戦 予選4番手/第14戦 予選3番手
(Byoubugaura B-MAX Racing 320/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「専有走行から調子が良く、予選も1セット目のアタックをトップで戻ってこられたのは想定していた範囲内でした。ただ、2セット目のニュータイヤであまりタイムを上げることができませんでした。ウォームアップがうまくいかなかったのかなとも思っていますが、残る予選は岡山の最終大会だけなので、そこに向けて原因をしっかりと解析しなければと考えています。決勝に向けては、第13戦は4番手スタートなので、表彰台に乗れるかどうかというところです。ここが第15戦のグリッドに直結するので、スタートを集中して決めて、なんとか3位以内で終えたいですね」

DRAGON

■第13戦/第14戦 予選9番手(マスタークラス首位)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
※第13戦はエンジン交換のペナルティによりグリッド降格
「今回の予選は“戦わずして勝つ”というところです。もてぎは若手との差が大きく、頑張ってもなかなか追いつけないですから、マスタークラスの戦いに集中しようと考えていました。ところが、予選で今田選手が走れなくなってしまったので、そうなると決勝に向けてタイヤは温存したほうが良いだろうと判断して、走行を止めたんです。計測しないと予選順位が付かないので、2周だけ計測しました。向こうも走っていませんからタイヤの状況は同じくらいですが、うまく抑えてポイントで追いつけると良いですね。そうすれば、岡山の最終大会で楽しい戦いができるかなと思っています」