平良にまさかのトラブル。オオムラ・フラガが初優勝 - superformula lights

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平良にまさかのトラブル。オオムラ・フラガが初優勝

2023/06/18

イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

 6月15日(木)に走行がスタートした全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会は6月18日(日)、いよいよ大会最後のレースとなる第6戦の決勝レースを迎えた。グリッドは6月17日(土)に行われた第4戦の結果でグリッドが決まっている。

 ポールポジションは第4戦を制した平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)。2番手にはイゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)、3番手には木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がつけた。4番手には小出峻(HFDP WITH TODA RACING)が並んだ。

 早朝から酷暑となっていたスポーツランドSUGOだが、第6戦のスタート時はさらに気温が上がり、汗ばむ陽気のなか迎えた。

平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)平良響(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)

■ランキング首位の木村が後退

 スタートでは、フロントロウの平良、オオムラ・フラガが好スタートを決める一方、3番手スタートの木村がわずかに遅れてしまう。木村は後方から迫った小出峻(HFDP WITH TODA RACING)を退けたものの、アウトから好スタートを決めたエンツォ・トゥルーリ(モビリティ中京 TOM'S 320)が木村をオーバーテイク。さらにコース上のダーティな部分を走りギャップが詰まった小出に対し6番手スタートの野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)が好ダッシュを決め、これをかわした。

 1周目は平良、オオムラ・フラガと続き、3番手にはトゥルーリが続いた。4番手には木村がつけたが、2周目の1コーナーで野中がアグレッシブにインを突き4番手に。木村が5番手、小出は6番手につけた。ただ木村には4周目、スタート違反によりドライブスルーペナルティが課されてしまう。

 序盤は平良、オオムラ・フラガ、トゥルーリ、野中というトップ4が僅差のままレースを進めることになったが、8周が過ぎるころになると、やや平良とのギャップを開けていた2番手のオオムラ・フラガに対しトゥルーリ、野中が接近。僅差のバトルが展開されていった。

イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)イゴール・オオムラ・フラガ(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX)

■3連勝目指した平良にトラブルが

 そんななか、レースは終盤に至るまで膠着状態となっていたが、17周目にまさかの展開となる。トップを快走していた平良のペースが突如落ちてしまったのだ。平良によれば、ギヤが4速にスタックしてしまうトラブルで、時折ギヤが下がることはあったものの、明らかにペースが下がってしまう。

 18周目、馬の背で2番手のオオムラ・フラガが手負いの平良を難なくオーバーテイク。さらにトゥルーリ、野中も平良をかわし、1コーナーでは野中がさらにトゥルーリに迫った。ただ、ここでは野中がスピンを喫してしまうことに。野中はコースには復帰したものの、これで3番手には小出が浮上した。

 オオムラ・フラガは、しっかりと19周のレースを走り切りトップチェッカー。スーパーフォーミュラ・ライツでの嬉しい初優勝を飾った。2位はこちらも初表彰台となったトゥルーリ、小出が2戦連続の3位を獲得することになった。野中は4位、そして初ポイントとなった堤優威(Rn-sports F320)が5位となった。6位にはデビッド・ビダーレス(B-MAX RACING 320)が入った。

 マスタークラスは、この第6戦にフレッシュなタイヤを温存していたDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)が優勝。今田信宏(JMS RACING with B-MAX)の3連勝をストップしてみせた。

チェッカーを受けるオオムラ・フラガチェッカーを受けるオオムラ・フラガ