全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第1戦 決勝上位ドライバーコメント

2022/04/09

野中誠太

■第1戦 優勝
(PONOS Racing TOM’S 320/Car No.35/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートはすごく集中していました。フロントロウの2台がSFLでの初レースなので、何かが起きるだろうと考えていたらそのとおりになり、TGRコーナーで混沌となったところをうまくすり抜けることができました。ポールの川合選手が出遅れたので、そこは前に出られると思いましたが、太田選手はかなり良い加速だったので、2番手どまりかな……と思っていたところでしたが、前に出ることができたので、そこは予想外でした。ロングランのペースはテストを何度も重ねてきたので自信をもっていました。バランスも少しずつ変わっていくなか、常に100パーセントのプッシュというわけではなく、うまく帳尻を合わせていって最後にもう一度プッシュするという組み立てでした。まさか勝てるとは思っていなかったので、驚いているというか、本当にうれしいです。スタート自体はあまり良いわけではなかったので、データを見返してしっかりスタートできれば明日の2レースも良い展開に持ち込めると思うので、集中しながら準備していきたいです」

木村偉織

■第1戦 2位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.1/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「まずはこのような形でB-MAX RACING TEAMとHFDPがタッグを組み、レースに出られることになったことを感謝しています。またHRCという体制で初めてのフォーミュラのレースとなり、そこで表彰台という結果を届けられたのは、チームにとっても、またHondaにとっても良いかたちでスタートを切れたと思うので、そういった意味でも良いレースとなりました。ただ『ああしておけば、こうしておけば』という反省点もあるレースでした。専有走行から比較的良いところをつかめていて、それをまとめきれればいいタイムを出せる手ごたえはありましたが、予選ではマシンのバランスに自分のドライビングを合わせこむことができず、納得する順位につけられなかったのは残念でした。FIA-F4と比べると周回数も長く、タイヤの消耗や、色々面で違っていて、それらひとつひとつを経験として積み上げていければと思いながら走りました。明日は6番手スタートですが、スタートに集中し、チャンスがあればひとつずつ前に出て、ポイントを着実に稼いでいきたいと思います」

平良響

■第1戦 3位
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.38/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「予選では少しドライビングの面でミスをしてしまって5番手という結果だったので、なかなか勝つのは難しいなと思っていました。案の定、野中選手や木村選手のペースは速く、途中ついていける部分もありましたが、合わせこみが足りない部分で離されてしまいました。得意のスタートに関しては、良い反応と蹴りだしができたので、TGRコーナーまでには2〜3台抜けるのではないかという感触でしたが、2台が接触した背後にいたので、避けるに避けられず詰まってしまいました。うしろから迫ってくる小高選手は先輩でもあり、精神的に追い詰められるところもありましたが、しっかりと落ちついて前を追いかけていこうということを心掛けました。昨年の最上位が3位で、まだ2位、優勝が獲れていません。まだシーズンが始まったばかりなので、優勝を目指し、チャンピオン争いに絡んでいきたいです」

植田正幸

■第1戦 9位
(Rn-Sports 320/Car No.11/ルーニースポーツ/SPIESS A41)
「予選はニュータイヤを温存するために、1セットをスクラブした後にタイミングを計ってもう1セットで2アタックしました。だいぶクルマも頑張ってくれて、予選一発では前のふたりとの差も縮まりましたが、やっぱりレースではDRAGON選手、今田選手は速かったですね。前半はかなりついていけましたが、中盤が少し届きませんでした。ただ、ふたりの争いが激しかったので、これはあまり近づかないほうがいいかなと。2台が後退してからはエンジニアからも無線が入ったので、明日の2戦に向けてタイヤを温存するように走りました。チームとしては川合選手のポール・トゥ・ウインを期待していたので残念です。まだ明日2レースあるので、ふたりでダブルウインできるように頑張ります」