全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第3戦 決勝上位ドライバーコメント

2023/05/21

木村偉織

■第3戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「今週末の結果はひと言で言えば、チームの力です。自分が積み重ねてきた準備が結果につながった、そんな週末になりました。タイヤが変わることでクルマのバランスが大きく変わるということはありますが、思ったよりバランスに変化はなく、昨年までの良かったイメージをそのまま引き継げたように思います。次のSUGO大会も昨年は専有走行からスピードがありましたし、僕自身も得意とするサーキットです。今年はチームとしての強さもすごくあるので、SUGOも引き続き勝てるように準備をしていきたいと思いますし、連勝を伸ばせるよう頑張ります」

平良響

■第3戦 2位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「悔しいです。いろいろな作戦を練って臨んだレースでした。スタートに失敗した結果の順位なので、本当に悔しいです。路面温度が朝のレース時に比べて上がっていたところで、タイヤが貼りつくイメージをもちました。そこで失速してしまい、古谷選手に先行されてしまいました。その後、古谷選手を抜くことはできましたが、木村選手に追いつき抜くまでの元気はありませんでした。前にマシンがいる状態で走ったことでのフロントタイヤのダメージがありましたね。とはいえ、木村選手との差ははっきりと感じたので、チームとしてもドライバーとしても、今後に向けてレベルアップしていかないといけないと感じました。SUGOはTOM'Sにとって得意としているサーキットなので楽しみにしています。今季のタイヤに合わせこんでいくという部分では、オートポリスの振り返りはとても重要なので、SUGOに向けていろいろ考えていくしかないと思っています」

古谷悠河

■第3戦 3位
(Deloitte. HTP TOM'S 320/Car No.36/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「3番手からかなり良いスタートを切って平良選手をかわすことができました。木村選手にも並びかけられるかな……というところまではいきましたが、抜くことはできませんでした。タイヤの面では平良選手にアドバンテージがあったとはいえ、思ったよりすんなり抜かれてしまったので、そこは自分としても反省するところです。そこからのペースもあまり上がらず、ビダーレス選手も近づいてきて、抑えることが精一杯なレースとなりました。とにかくトラクションを大事にというか、最終コーナーの立ち上がりにも気をつけて、1コーナーまでに並ばれないようにと気をつけ、なんとか抜かれずに3位で終えられたのは良かったですね。自分としてもTOM'Sとしても今週は木村選手に完敗でした。次の大会はこうならないようにチームも自分も向上できるよう、振り返りをしっかりして、もっと良いところで戦えるようにしていきたいです」

DRAGON

■第3戦 10位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「僕自身のスタートは良かったのですが、1コーナーでの位置どりが悪く、一番うしろまで下がってしまいました。その時点で今田選手は若手ふたりの前に出たので、僕とは少し差が開いてしまったのですが、早い段階で若手が今田選手をかわして前に出るだろうと予測して、そうなったら僕と今田選手のマッチレースになるからと、とにかくついていきました。3周目くらいで今田選手が僕の前に来ましたね。僕の方がタイヤの状態が苦しかったので、コース上でオーバーテイクできるとは正直思っていなかったんです。どこまでついていけるかと考えていたのですが、意外と今田選手も苦しそうで、お互いの速いところを見ていたら、もともと今週末僕の方が速いセクター3で離れずについていけば、1コーナーでチャンスがあるように思えたので、そこを狙っていきました。そのあとは僕の方がペースが良くて、5秒くらいギャップが開いたと聞いてからはタイヤの消耗具合も考えながらペースをコントロールしました。勝ててよかったです」