全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第13戦 決勝上位ドライバーコメント

小出峻

■第13戦　優勝
（HFDP WITH TODA RACING／Car No.2／TODA RACING／SPIESS A41）
「今日のレースは今季これまでのレースのなかでもいちばん満足しています。スタートもうまく決めることができましたし、その後のペースを見てもすべての周で悪くなかったです。自分自身タイヤをうまく管理することができましたし、うしろとの距離感も、前もしっかり見て、できる限りのプッシュをしていたので、とても満足がいくレースでした。前回勝ったときは繰り上がりで、結果的に優勝というリザルトが残ることは悪いことではないのですが、自分自身が納得できる部分が前回はなかったので、今回は自分自身の実力を100パーセント発揮して勝てたので、とても嬉しいです。今週はとても良い調子で来ていますし、明日も最高の結果が得られたら嬉しいです。たぶんまだチャンピオンシップの可能性もあると思っています。とはいえ毎戦毎戦、自分自身ができることに徹していきたいですね」

イゴール・オオムラ・フラガ

■第13戦　2位
（FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX／Car No.52／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「今週は水曜日から専有走行がありましたが、強力なエンジニアをチームが呼んでくれて大きな変化がありましたし、3日間晴れてくれたことで、割と大きなクルマのステップアップを得ることができ、予選でも好調でした。タイム差がすごく僅差でしたが、レースになったら小出選手がやけに速くて（笑）。うしろも離れていくのに、小出選手も離れていくのが少し不思議でしたが、明日に向けて改善できることは改善していきたいです。追い抜きが難しいコースでもありますし、第14戦はポールポジションからのスタートなので、良いスタートを決めることができれば、レースペースも決して悪くないので守ることができると思います。チームと全力を出し切って、しっかりとチャンスを活かしていきたいです」

野中誠太

■第13戦　3位
（PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC／Car No.35／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「今週の流れとしては決して悪いものではなく、ベースとしては僕がチームのなかでいちばんしっかりできていると思います。決勝レースのペースとしては前が離れていき、木村選手に追われる展開となってしまったので、その点は改善しなければいけません。明日はすごくタフなレースになると思うので、その点はチームと話し合っていきたいですね。ただ、今季不安定な成績となってしまっているなか、また表彰台に戻ってくることができました。もちろん優勝を目指しているなかで3位は満足できる結果ではありませんが、残りのレースも少なくなっているなかで、この3位を最低ラインとし、また優勝を目指して頑張っていきたいです。この長いレースウイークで、僕自身もたくさん学ぶことがあると気づきました。明日は3番手と決して悪くない位置からのスタートなので、今日のように離されず、相手を詰めていけるよう、良いドライビングとクルマづくりをしていきたいと思います」

今田信宏

■第13戦　8位（マスタークラス優勝）
（JMS RACING with B-MAX／Car No.4／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「スタートではDRAGON選手が失敗してしまったので、普通にスタートできた僕が前に出られた感じになりました。序盤は僕のペースは悪くなかったものの、DRAGON選手がピックアップを拾ってしまったそうで、5秒ほどマージンを築くことができました。ただ今度は自分も終盤ピックアップを拾ったような症状が出て、逆にDRAGON選手がピックアップがとれてペースを一気に上げてきたので、ちょっと危なかったですね。もう少し早く症状が出ていたら抜かれてしまっていたかもしれません。とはいえ、これで第15戦もポールポジションからスタートすることができますし、第14戦はきちんとオーバーテイクを、第15戦は逃げ切って2レースとも勝ちたいと思っています」