全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第8戦 決勝上位ドライバーコメント

2022/05/21

太田格之進

■第8戦 優勝
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「まずは優勝できてホッとしています。第7戦ではスタートで抜かれてしまったので、とにかく抜かれないことを意識しました。個人的にはまずまずのスタートでしたが、うしろのクルマの方が良くて、第7戦のような展開になりかけてしまいました。でも、前回の経験を活かして守り切ることができました。途中でセーフティカーが入ってしまったのでうしろとのギャップはなくなってしまいましたが、SC明けから逃げる自信はあったので、フルプッシュで逃げました。今回はほかのマシンとの接触がありましたが、開幕戦でも同じようにうしろから追突されて、その時はギアボックスを損傷してリタイアになってしまったので、正直すごく焦りました。ただ今回はギアボックスも頑張ってくれたのか(笑)、しっかり衝撃に耐えて壊れずに走り続けることができて良かったです。とりあえず今日の2レースで2位、1位と重要なポイントを獲得できました。明日もしっかりとポイントを稼ぎたいです。スタート位置は2番手で、今度は僕が抜きにいかないといけない立場。しっかりと攻めて、抜いて勝てるように頑張ります」

古谷悠河

■第8戦 2位
(Deloitte. HTP TOM’S 320/Car No.36/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートで遅れてしまいましたが、なんとかポジションキープはできました。2コーナーを抜けたところで他のクルマがいなくなり、アクシデントをすり抜けたら3番手にいました。最終的に2番手の選手にペナルティが科されたことで繰り上がり、自身最高位を更新できたので、そこは良かったと思っています。序盤は前のクルマにだんだん近づいていったので自力で抜きたかったですが、近づくにつれてダウンフォースが抜けたりグリップが下がっていったり、ある程度のところで追いつけなくなってしまいました。ただペース自体は悪くなく、第7戦を終えてセッティングを変えてもらったのが良い方向に向かったのだと思うので、ポジティブなレースになりました。明日のレースは8番手スタートなのでかなり厳しいとは思いますが、今日のように前で何か起きるかもしれないし、自分のペースが良ければ抜いていけるかもしれないですし、とにかく全力を尽くします」

野中誠太

■第8戦 3位
(PONOS Racing TOM’S 320/Car No.35/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今回のレースは7番手スタートだったので、記者会見の場に来られたことは、自分にとって良かったなと思っています。運も味方してくれたレースでした。クルマも自分の走り方も大幅に変えていったので、新たな収穫もありました。明日に向けても良い準備ができたと感じています。まわりと比べて、もちろんタイヤの状況なども違うと思いますが、想定以上にペースが苦しかったなというのが正直なところです。明日は3番手スタートですし、データを見直して、トップ2にできるだけ近づいてプレッシャーをかけられるよう準備していきたいです。セクター3でけっこう差があるように感じたので、僕だけでなくTOM'Sの4台でいろいろと改善して、まとまった形をうまく発揮していきたいです」

DRAGON

■第8戦 7位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「今田選手と僕とは同じ状況のタイヤでしたが、午前中の第7戦も終盤のペースは僕の方が良かったので、レースになれば勝てるだろうと思っていました。序盤に抜かないとだめだとは思っていましたけれどね。そうしたら、スタートでうしろから見ていたら明らかに(今田選手の)クルマが動いたので、ジャンプスタートだろうなと。ただペナルティがすぐに出なかったので、トラック上で抜いて、そのあとすぐにSCが入りました。今回のマスタークラスは今田選手と2人ですが、勝ったり負けたり、切磋琢磨しながら楽しくレースができています。明日は予選と決勝をひとつずつ走ったタイヤで戦うので、お互いに苦しいと思いますが、1周目勝負で頑張ります」