第6戦はジルテールが雨での速さをみせ3勝目を飾る - superformula lights

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第6戦はジルテールが雨での速さをみせ3勝目を飾る

2026/04/26

エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

 第5戦の終了から約3時間。全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会オートポリスは週末のラストレースとなる第6戦を迎えた。このレースは4月25日(土)に行われた第4戦の決勝レースの結果でグリッドが決まっており、新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジション。2番手に三井優介(DELiGHTWORKS)、3番手にエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)、4番手に佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)が並ぶグリッドとなった。

第6戦 スタート第6戦 スタート

■スタート直後に佐藤がクラッシュ

 第5戦の決勝レース開始前からオートポリスは雨が止んでおり、路面はウエットコンディションだったものの、第5戦からの3時間の間にかなりドライアップしている状況となっていた。そんなコンディションを見てか、午後零時15分に始まった第6戦には、マスタークラスのDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)、KEN ALEX(BUZZ RACING)をのぞく11台がスリックタイヤを装着して臨んだ。

 迎えたスタートでは霧雨が舞う状況のなか新原が好発進を決め、2番手には三井が続くが、3番手スタートだったジルテールはわずかに遅れ、4番手スタートだった佐藤が3番手に浮上してみせた。

 2周目、三井が新原を激しく追い立てる一方、3番手の佐藤にはエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が接近する。佐藤は初表彰台をかけた戦いを展開していたが、2周目の第2ヘアピンに向けたアプローチで2台は接触。佐藤は大きく姿勢を乱し宙を舞って1回転し、アウト側のスポンジバリアにクラッシュしてしまった。

 幸い佐藤は自力で車両から脱出することができたが、レースは即座にセーフティカーランに。さらに雨が強くなりはじめ、4周を終えたところでレースは赤旗中断に。ここでタイヤ交換を含めた作業が可能になり、スリックで走っていた車両も全車がウエットに交換した。

 レースは午後零時45分にセーフティカー先導のもと再開され、午後1時05分までのタイムレースとなった。7周目にセーフティカーが退去し、新原を先頭にふたたびレースが始まった。

新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)

■マスタークラスは清水が3勝目

 第5戦と同様、リスタートでの巧さをみせたのは3番手だったジルテール。2番手を走っていた三井にピタリとつくと、1コーナーで一気にオーバーテイク。2番手に浮上した。さらにウエットでの速さをみせるジルテールは、8〜9周目には一気に先頭の新原に接近していった。

 新原はなんとか首位を堅持していたものの、11周目、ジルテールは3コーナーでアウトから新原に仕掛け、アウト側の縁石に乗りながらも豪快にオーバーテイク。ついにトップに浮上した。その後は新原、三井ともジルテールを追うも、ウエットでの速さはジルテールに軍配。最後は12周目にDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)が2コーナーでクラッシュしたことにより2回目のセーフティカーが入り、ジルテールが第5戦に続く連勝を飾った。

 2位は新原、3位は三井という結果に。4番手争いはスタートでポジションを上げた三浦柚貴(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)のチームメイト同士のバトルとなったが、2台が揃ってコースアウトするシーンがあるも、三浦が4位を守りレースを終えた。5位は梅垣、6位はアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)に。ボーラは初入賞となった。

 マスタークラスは、スリックでスタートを切った清水康弘(ART TASTE RACING 324)が逃げ切り、第4戦に続く今季3勝目を飾った。