全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第10戦 決勝上位ドライバーコメント

2022/06/18

小高一斗

■第10戦 優勝
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートでしかトップに立つチャンスはないと思っていたので、うまく決められて良かったです。何事もなくても勝てたと思いますが、セーフティカーが3回、赤旗1回の長いレースで、僕のうしろを見てもチャンピオン争いをしている太田選手や木村選手がリタイアしていくなか、危なげなくトップを守り切れて良かったです。公式予選を終えたところで、このレースで勝てば3連勝の可能性も生まれると考えていましたが、予定どおり勝てました。残り2戦もトップからスタートできるので、しっかりと勝ってSUGO大会を終えたいですね」

平良響

■第10戦 2位
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.38/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「得意のスタートでストールしてしまいました。隣にいた野中選手のフライングに動揺してしまったのも原因のひとつですが、それ以外にも分析しなければいけません。それで最後尾まで下がってしまいましたが、上位勢がいなくなっていくなか、もしかしたら追い上げられるかもしれないと、最後まであきらめずに走りました。その結果、順調にポジションを上げて、小高選手にも近づいていけるような場面もあり、ペースも展開も良いレースができたかなと思います。ラスト10周くらいのところでまたSCが入ると聞き、そのチャンスを逃さずにリスタート直後の1コーナーで平木選手をパスできたのは良かったです。明日の最後のレースは初めてのフロントロウからのスタートなので、小高選手を抜いて勝ちたいです」

平木玲次

■第10戦 3位
(HELM MOTORSPORTS 320/Car No.63/HELM MOTORSPORTS/TOMEI TB14F3 2020)
「菅生は抜きにくいコースなので、序盤で上位勢が無理なところで仕掛けにいくシーンも予想できました。なのでスタートは落ち着いていきましたが、前で菅波選手と古谷選手の接触があり、そこをうまく切り抜けられたのが今日のレースで一番良かった判断かなと思っています。ペースが上がらず、内容的にはすごく苦しい防戦一方のレースでしたが、チームにとっても初めての3位という結果を得ることができて、良い方向に進むきっかけになるかなと感じました。終盤最終コーナーから1コーナーのところでは、スリップにつかれると抜かれてしまうので、なんとかそこを死守すればポジションを守り切れると考えていました。古谷選手とは激しい戦いになりましたが、なんとか守りきれて良かったです。明日の第12戦では3番手からスタートできるので、上位勢との差をレース中に吸収して、次に活かしていけたらと思っています」

今田信宏

■第10戦 6位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「レース全体が1時間半ほどかかりましたか。暑くて、途中で頭が痛くなってきてしまいました。SCが結局3回出たことで、何度もリスタートをすることになりましたが、そこでうしろのマシンに抜かれないように、だいぶアドバイザーに発破をかけられました。なかなか若手のように前のマシンにぴったりとついてリスタートするのは難しかったですね。SCランで若手とのギャップもいったんはリセットされるのですが、そこからまた差が広がっていってしまうので、課題も多く感じたレースでした。それでもなんとか、マスタークラスのトップを守り切ることができて良かったです」