全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦／第5戦予選上位ドライバーコメント

平良響

■第4戦／第5戦　予選ポールポジション
（モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC／Car No.1／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「初ポールポジションはものすごく嬉しいです。走り出しからクルマに良い手ごたえがあり、何もなければいけるという自信がありました。もちろん、初ポールに向けたプレッシャーはとても大きかったのですが、ここぞというチャンスでミスなく、うまく決め切られて良かったです。第5戦の予選はトラフィックの影響もあって、良いタイミングでアタックができずにいました。順位表示の掲示を見ても2番手の表示になっていて、どれぐらいの差があるのかは分かりませんでしたが、もう一度一生懸命アタックしたら逆転できました。木村選手がオートポリスで3連勝しているので、僕が今回3連勝してようやく追いつくことができます。TOM'Sとしても僕としても菅生は得意としているサーキットなので、昨年の小高一斗先輩に続いて3連勝できるように頑張ります」

イゴール・オオムラ・フラガ

■第4戦　予選2番手／第5戦　予選4番手
（FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX／Car No.52／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「予選に向けて、僕がリクエストしてセットアップを変更してもらったのですが、それが良い方向になりませんでした。それで少し乗りづらかった部分もありましたが、僕のドライビングとしてもストレートスピードをできるだけ伸ばせるように最終コーナーを立ち上がったところ、少し外側にはみ出してタイヤを汚してしまいました。その失敗がなければもう少し良いタイムが出せたと思います。悔しいです。第4戦の決勝は26周と長いレースになるので、しっかりと最後までタイヤが消耗しないように、セットアップもしっかり詰めていきたいです。あとはスタートですね。予選とスタートでレースの9割くらいは決まってしまうと思うので、今回は良いスタートを切りたいです」

木村偉織

■第4戦　予選3番手／第5戦　予選2番手
（HFDP WITH B-MAX RACING／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「木曜の専有走行で少しドライの状況も走りましたが、その時とは大きくコンディションが違っていました。その中でのアタックだったので、第4戦の予選ではいろいろエンジニアと一緒に考えてやってみたセットがうまくはまらなかったかなという感じです。狙ったところにいかなかったので少し残念ではあります。第5戦は良いアジャストができて、結果的には2番手でしたが、流れの取り戻し方という意味では良い仕事ができたと思います。ロングランのペースはまだ分からないので未知数ですが、エンジニアと一緒にセットを決めていければと思っています」

小出峻

■第4戦　予選4番手／第5戦　予選3番手
（HFDP WITH TODA RACING／Car No.2／TODA RACING／SPIESS A41）
「みんな同じ条件ではありましたけど、僕の場合はルーキーで、この菅生はオートポリスに続いていばらの道になっています。だけど前回よりもポジションとしては良い位置につけているので、そういった意味では、自分としては成長した部分はあると思っています。第5戦の予選はクルマのアジャストも、自分が合わせきれていないところも詰めていった結果、順位も上がったし良いタイムも出せました。ただ、第4戦の予選からもっと高い次元でこれをやっていきたかったと思います。このコースはスーパーフォーミュラ・ライツだとオーバーテイクはかなり少ないと思うので、スタートから1〜2コーナーまでのアプローチはものすごく重要です。しっかり集中してひとつでもポジションを上げられるようにしたいです」

今田信宏

■第4戦／第5戦　予選10番手（マスタークラス首位）
（JMS RACING with B-MAX／Car No.4／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「専有走行ではあまりドライで走れず、タイヤも昨年とは異なっていますから、その状況で予選一発のタイムを出すのは難しいだろうと、6周ずっとプッシュで行きました。マスタークラスの他のドライバーと比べて負けているセクタータイムを無線で伝えてもらって、うまくアジャストできました。自分だけで走っているとどこが遅いのかがなかなか分かりづらいですが、相手がいると良く分かりますね。この後の第4戦の決勝は周回数も多いですが、最後までしっかり走り切って勝ちたいです」