2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第5戦 決勝上位ドライバーコメント

2025/05/18

ケイレン・フレデリック

■第5戦 優勝
(Pilot ONE Racing with B-MAX/Car No.58/B-MAX RACING TEAM)
「第5戦はまずまずのスタートを切ることができた。序盤数周はニュータイヤのアドバンテージを活かしてギャップを築くことができたので、そこからはある程度ペースをキープして走ったよ。この週末は、比較的良いかたちで進めることができていて、この第5戦も戦略がうまくはまり、チームもとても良い仕事をしてくれていたので、そういったみんなの頑張りに値する勝利だったと思っている。他にもニュータイヤを履いているドライバーがいることは理解していましたが、2番手に上がってきた佐野選手はユーズドタイヤだったので、序盤は良くても、やはり自分のクルマの方がバランスが良くペースをキープできていたので、結果的に差をつけることができたと思う。次の岡山は、初優勝をした良いイメージをもっているサーキットだ。昨年と時季が違うのでコンディションも違うだろうと思うけど、事前のオフィシャルテストをうまく使ってクルマを作り、レースウイークを迎えられたらと思っているよ」

佐野雄城

■第5戦 2位
(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL/Car No.35/TOM'S)
「スタートをうまく切ることができて、5番手から2番手に上がることができました。そこから、トップを目指してペースも上げていきましたが、やはりユーズドタイヤであるということと、今週末のケイレン選手が非常に調子が良かったところもあって、なかなか追いつくことができず、逆に離されていってしまいました。レース後半は、うしろから古谷選手が迫ってきていて、かなりタイヤも厳しかったのですが、ダウンフォースの抜けなども意識しつつ走り、最後まで2位を守ることができて良かったです。スーパーフォーミュラ・ライツでは岡山を走ったことがないのですが、事前にテストがありますし、レースウイークもしっかり走りこむことができるので、うまく使って良い結果を残せるように頑張ります」

古谷悠河

■第5戦 3位
(Deloitte. HTP TOM'S SFL/Car No.37/TOM'S)
「スタートの蹴り出しは良かったのですが、ホイールスピンをしてしまって、あまり良いスタートとは言えませんでした。ただまわりの選手もスタートを失敗している感じで、その中を佐野選手がすり抜けていき、僕もかわされてしまったというかたちです。1コーナーまでの流れで3番手に上がることができたので、スタート以外は自分のできることがきちんとできたのかなと思っています。佐野選手はユーズドタイヤで、僕はニュータイヤだったのですが、そのメリットを活かしてなんとかオーバーテイクしたいと思ったのですが、そこまでのペース差がなく、ついていって終わってしまいました。開幕の鈴鹿大会はいろいろと問題があって上位に絡めず厳しいレースでしたが、インターバルの間にそれを解消してくれたチームには本当に感謝しています。オートポリスは僕自身は得意としているサーキットなので、専有走行ではそれなりに上位にいられたと思います。ただグリッドを決める走行セッションでは競り負けてしまったので、僕のドライビングもクルマのセットアップとしてももう少し上げていって、岡山ではフロントロウぐらいからスタートできるようにしていきたいですね」

今田信宏

■第5戦 11位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「蹴り出しは良かったのですが、前のクルマが止まっていたのでスピンしそうになりましたね。午前中のレースは、エンジンに制御が入ってしまってペースが上がらなかったので、今回のレースはそういったことがないようにいろいろと調整してもらったので、出力は十分でしたね。ただ、僕は予選でニュータイヤを2セット使ったので、レースはユーズドタイヤで臨むしかなく、最初の5周くらいは非常にキツかったです。そこを抑えきれば、みんな無理が効かなくなってくるので、『なんとかなるかな』と思いながら序盤を耐えました。スーパーフォーミュラ・ライツはスピード域が高く、楽しくてやりがいのあるカテゴリーですから、次戦以降も楽しみながらやっていきたいと思います」