第10戦は野村勇斗がポール・トゥ・ウイン。ランキング首位に浮上 - superformula lights

TOPICS

第10戦は野村勇斗がポール・トゥ・ウイン。ランキング首位に浮上

2025/08/30

野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

 1日半の専有走行を経て、1大会4レースで行われている全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は、8月29日(金)午後2時から第10戦の公式予選が行われた。多くの車両がウォームアップを経て、3周のアタックを展開していくことになるが、3セッションの専有走行すべてでトップタイムを記録していた野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が1分12秒568というコースレコードタイムを記録。ポールポジションを獲得した。

 これに続いたのは1分12秒869を記録したザック・デビッド(B-MAX RACING 324)。チェッカー間際には佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が1分12秒893にタイムを上げ3番手につけることになった。

第10戦 スタート第10戦 スタート

■スタートで佐野、小林がジャンプアップ

 公式予選から一夜明け、迎えた8月30日(土)は午前10時35分から第10戦の決勝レースが行われた。この日のスポーツランドSUGOは気温29度ほどと蒸し暑いが、雲が厚いなかでフォーメーションラップが始まった。

 スタートでは、ポールポジションの野村が好ダッシュを決める一方、2番手スタートのザック・デビッド(B-MAX RACING 324)の蹴り出しが鈍く、2番手に佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、3番手に小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が続く展開に。デビッドは4番手、5番手にはケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が続いたものの、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)がこれをオーバーテイクしていった。

 トップに立った野村は、オープニングラップからジワジワとそのギャップを広げていく。2番手の佐野、3番手の小林は3周目にはそれぞれ1秒以上のギャップが広がり等間隔のレースに。一方でスタートから7〜8周ほどが経過すると、レース中苦戦を強いられていた3番手の小林にはデビッド、マッソン、フレデリック、さらに9番手スタートの三井優介(DELiGHTWORKS)といった集団が近づいていった。

 この第4大会でも最も長い26周で争われることからタイヤマネージメントも気にしつつ各車はレース中盤を進めていく。18周目あたりから日射しも出はじめることになったが、順位変動に繋がるようなペースの乱れはみられなかった。

野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

■マスタークラスは今田が今季2勝目

 レース2周目にマッソンがフレデリックをオーバーテイク、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)を三井がかわして以降、上位の争いはポジションの変動はなく推移することに。タイヤマネージメントをしっかりと続けた野村が、ポール・トゥ・ウインで第10戦を制することになった。第3大会の岡山から続く4連勝で、1.814秒差まで詰め寄った佐野が2位でフィニッシュしたものの、ついにランキングで野村が佐野を逆転しトップに立った。

 3位は中盤以降、デビッド以下の集団を退けた小林に。4位はデビッド、5位はマッソン、6位はフレデリックという結果となった。

 マスタークラスは、クラスポールスタートの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がポジションキープ。DRAGON(TEAM DRAGON 324)、清水康弘(GNSY RACING 324)と続いた。トップ3はジワジワとギャップが広がっていくことになったが、23周目、2番手のDRAGONが4コーナーでコースアウトを喫してしまう。

 DRAGONはなんとかコースに復帰したものの、清水の先行を許すことになる。そんなアクシデントを後目にリードを築いた今田はポール・トゥ・ウイン。第5戦オートポリス以来となる今季2勝目を飾った。

佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)