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2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第13戦 決勝上位ドライバーコメント
野村勇斗
■第13戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「スタートでは蹴り出しで小林選手に先行されてしまい、その後は接戦で3番手になってしまったものの、ダンロップコーナーでチャンスがあったので佐野選手に並びかけ、トップ2が接触したのを避けて後方に下がってしまったのですが、その後はペースも良くて、クルマの調子も良く、なんとか追い上げられて良かったです。ニュータイヤだったこともあり、グリップがあるうちに早めに追い上げようとプッシュを続けていき、終盤も比較的ペースが良かったのですが、佐野選手のペースは速そうな印象がありました。セーフティカーが入ったのはラッキーだったと思います。この結果でチャンピオンを意識しないことはありませんが、明日も2戦とも最前列からスタートできるので、まずは優勝を狙っていきたいと思います」
エステバン・マッソン
■第13戦 2位
(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL/Car No.36/TOM'S)
「表彰台に戻ってくることができて嬉しく思っているよ。6番手スタートからの2位だったしね。僕にとって、富士スピードウェイでのレースは初めてだったし、昨日は天候の影響で短い専有走行になってしまったけれど、良い結果を残すことができたと思う。今日のレースはクレイジーなオープニングラップだったけど、その中で2番手にポジションを上げることができた。そこからポジションをキープしたいとプッシュを続けていたけれど、ひとつ順位を下げ、その後セーフティカーが入ったけれど、冷えたタイヤの状態で冷静に対処することができたのは良かったと思う。明日はまた第14戦は6番手スタートだけど、第15戦はこれで3番手からスタートすることができる。上位を狙うためにはまだまだ見つけなければいけないことは多いけど、今夜データを見直してしっかり考えていきたいね。最大限の努力を重ねて、明日も良いリザルトを狙いたいと思っているよ」
古谷悠河
■第13戦 3位
(Deloitte. HTP TOM'S SFL/Car No.37/TOM'S)
「スタートはあまり良くなくて、ホイールスピンが大きくエステバン選手に抜かれてしまいました。そこからTGRコーナーのブレーキングだったりで接触もあったりして、バランスも崩れ振動も出るなど難しい状況ではありましたが、なんとか耐えて走っていきました。野村選手には抜かれてしまいましたが、今回僕はユーズドタイヤを使っていましたし、その中では悪くないレースができたのかな、と感じています。もちろんユーズドでのディスアドバンテージはありましたし、結果的に上位陣が接触して荒れたレースにはなったので、ニュータイヤだったら良かったのかな? と思うところもありましたが、明日のレースではニュータイヤを使えるので、しっかり優勝を目指していきたいと思います」
DRAGON
■第13戦 10位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON 324/Car No.30/B-MAX RACING TEAM)
「3人のなかでいちばん行いが良い人が僕だったと証明したということです(笑)。スタートでは3台のなかでいちばん良くて、清水選手を抜くことができ『勝ったな』と思ったんですが、その後はタイヤのグリップが少し落ちてからはセクター3がアンダーもオーバーも出る状況で、経験したことがないくらいバランスが悪かったです。前を追うことはできませんでした。ただ、レースですし完走すれば何が起きるか分からないと思いましたし、セクター1〜2のタイム差はなかったと聞いていたので、次に繋げられるようなんとか完走を目指していたら、神が微笑んだということですね(笑)」