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佐野雄城との争いを制した野村勇斗が5連勝を飾る
長丁場の26周で争われた第10戦から、約3時間強のインターバルで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は第11戦の決勝レースを迎えた。午前中こそ雲が多かったスポーツランドSUGOだが、青空が広がり気温30度超の暑さのなかでのレースとなった。
8月29日(金)に行われた第11戦の公式予選では、第10戦でコースレコードを塗り替える走りをみせた野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)がふたたびレコードを更新。1分12秒554というタイムを記録し、2戦連続のポールポジションを獲得した。
2番手につけたのは佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)で、3番手にザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、4番手にエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)が続く2列目のグリッドとなった。
■スタートでデビッドとマッソンが接触
第10戦よりも7周短い19周で争われた第11戦。スタートでは、野村、佐野とも好発進。1コーナーでは野村が厳しく佐野を牽制していき、トップを死守。一方、その後方では2列目スタートのデビッドとマッソンが接触。この間隙をつき、6番手から好スタートを決めた古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)が3番手に浮上した。さらに、4コーナーでは伊東黎明(LMcorsa OTG 320)もわずかにコースアウトを喫したが、コースに戻っている。
これでトップは野村、2番手に佐野、3番手に古谷、4番手に小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)というオーダーとなったが、1コーナーで接触したマッソンが車両にダメージを負い、4コーナー外側にストップ。これでレースはセーフティカーランとなった。またこの間にデビッドもピットに戻っている。
レースは7周目に再開されるが、このタイミングを狙っていた佐野が野村に強烈なプレッシャーをかけていくが、オーバーテイクはならず。古谷が続き、その後方では小林を先頭に三井優介(DELiGHTWORKS)、卜部和久(B-MAX RACING 324)、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が続く僅差の争いが展開された。
ただ野村は8周目に1分14秒260というファステストラップを記録しリードを広げていく。9周目には野村と佐野のギャップは1.100秒に広がっていった。
■マスタークラスは今田が連勝
第10戦では野村がジワジワと佐野とのギャップを築く展開となっていたが、この第11戦では佐野が食らいついていく。13周目、佐野は1分14秒016を記録しファステストラップを更新するなど、2台はともにプッシュを広げ、差は1秒ほどのままでレース終盤を迎えた。
ただ野村は最後まで佐野をテールに近づけることなく、そのまま逃げ切り。第10戦に続くSUGO大会の連勝。そして第3大会岡山から5連勝を飾った。2戦連続の2位となったのは佐野、3位争いは終盤古谷が小林、三井に迫られたものの、きっちりと表彰台を守った。
4位は小林、5位は今季7回目の入賞となった三井に。卜部が6位でフィニッシュし、第2戦鈴鹿以来の入賞となった。
マスタークラスは、クラスポールスタートの清水康弘(GNSY RACING 324)が先行。2番手に今田信宏(JMS RACING TEAM)、3番手にDRAGON(TEAM DRAGON 324)が続く展開となったが、清水はスタート違反によってタイムペナルティ10秒が課されてしまった。
この週末好調の今田は、最後まで清水と僅差の争いを続け、14周目にはオーバーテイクを仕掛けていくと、16周目の1コーナーでは今田が清水をオーバーテイク。そのままフィニッシュし、このSUGO大会で2連勝を飾った。清水のペナルティにより3番手を走っていたDRAGONが2位。清水は3位でレースを終えた。