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第6戦は野村勇斗が佐野雄城を振り切り7連勝を飾る
午前11時20分から行われた第12戦から約3時間のインターバルを経て、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会はいよいよ1大会4レース制の最後のレースとなる第6戦を迎えた。本来、第2大会オートポリスで行われる予定だったレースだが、悪天候のため延期となった結果、この第4大会に組み込まれた。
この一戦は8月30日(土)に行われた第11戦の結果でグリッドが決まっており、ここまで連勝を続ける野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジション。2位となった佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)がフロントロウに並んだ。
2列目には古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が並び、3列目には第12戦で接触があった三井優介(DELiGHTWORKS)、卜部和久(B-MAX RACING 324)が並んだ。
■スタートから野村と佐野が飛び出す
この日のスポーツランドSUGOは朝から曇天だったが、第6戦のレコノサンスラップが行われている間にわずかに霧雨が降り出した。第12戦の前にもわずかに舞った雨だが、この第6戦の前はやや雨粒が大きかった。ただ、やはり路面を濡らすまでには至らず、スリックタイヤのまま13台がフォーメーションラップに向かった。
気温26度というコンディションのなかで迎えたスタートでは、2番手の佐野が好発進。1コーナーで野村のインに入っていったが、野村も厳しく牽制。1コーナーは野村がトップを守り、佐野、古谷、そしてひとつポジションを上げた三井が続いた。後方では、7番手スタートのケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)がS字でややダートに飛び出しポジションを10番手に落としている。
3周を過ぎると、3番手の古谷はやや上位2台とのギャップが開き、この週末3回続けて展開された野村と佐野のマッチレースがふたたび展開されていった。第12戦のレース後、序盤のペース改善を課題としていた佐野はマージンを1秒以内に抑え野村を追っていった。
■佐野にペナルティが下るも2位に
ただ、そんなふたりのレースだったが、6周目に佐野に対してスタート違反により5秒のタイムペナルティが課された。このペナルティが上位陣の順位に影響していく。リードを広げていた野村、佐野の後方には4秒ほどのギャップで古谷、さらに6〜7秒ほどの差で三井が続いていた。
古谷、三井は佐野の5秒以内に入り順位を上げたいところだが、三井は背後から小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)のプレッシャーを受けている状態。逆に、佐野にとってはトップに立ち後続との差を広げればチャンスは残る。
10周目が近づく頃になると、佐野は野村とのギャップを縮め、0.5〜0.4秒ほどの差でレースを戦っていった。2台はプッシュを続けており、終盤には佐野と3番手の古谷との差が5秒を超えることに。また古谷の後方では、4番手の三井は小林と僅差の争いを展開した。
ただ最後まで順位は入れ替わることなく、野村が佐野を振り切りフィニッシュ。岡山大会から続く連勝を7に伸ばし、SUGO大会では全レースポール・トゥ・ウインを成し遂げた。佐野は4戦連続の2位に。古谷が3位表彰台を獲得した。三井は小林を振り切り4位に。卜部が6位となった。
マスタークラスは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が清水康弘(GNSY RACING 324)に対して4.737秒差をつけ優勝。SUGO大会の4連覇を果たした。2位は清水、僅差の3位がDRAGON(TEAM DRAGON 324)となった。