2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第14戦 決勝上位ドライバーコメント

2025/09/07

小林利徠斗

■第14戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL/Car No.38/TOM'S)
「今季初ポールポジションだったのですが、今年はずっと調子が良くなかったので、ようやく獲れたポールを活かすことができれば良いな、と考えていました。スタートも無事に決めて、その後もペースがあったので、安定してチェッカーまで走り切ることができて本当に良かったですね。昨日は2番手スタートで気持ちが入りすぎてしまってフライングしてしまっていたので、正直ヒヤヒヤしていたのですが、無事にスタートを切られて良かったです。3番手の野村選手も速いですし、2番手の三井選手もニュータイヤだったので、まったく油断ならないと思っていたので、全力で攻めていました。ただ、シーズンも終盤に入っている状況での今季初優勝になってしまいました。昨年は3勝していますから、今年まだようやく1勝なので、悔しい気持ちはたくさんあります。これからももっと経験を積んで、もっと良いレースを増やせるように頑張りたいと思います。第15戦は後方からのスタートとなりますが、自分ができることを徹底して、落ち着いてレースができればと思っています」

三井優介

■第14戦 2位
(DELiGHTWORKS/Car No.3/DELiGHTWORKS RACING)
「初表彰台なので、シンプルに喜びたいと思っています。今季から参戦して、シリーズチャンピオンを目指して戦ってきたものの、ここまではまったく噛みあいませんでしたし、この数戦はスタートも失敗していてうしろに下がり、バトルにも持ち込めないまま終わってしまうレースが多くありました。ただもう(この第14戦をいれて)今季あと5レースしかないですし、今日は必ず表彰台に乗りたいとチームを作戦を組み、ニュータイヤを投入してまわりよりもアドバンテージを取ろうと臨んだ結果が表彰台に繋がったのだと思っています。レース途中も野村選手が速かったですし、昨日も抜かれているのですが、こちらはニュータイヤですし、しっかり自分のレースをすることができたら抜かれないだろうと、しっかり前を見て走った結果、2位を獲ることができました。今年はチームに最高のパッケージを用意していただき、アドバイザーの松下信治さん、野尻智紀さん、メンテナンスの戸田レーシングさんと最高のものを用意していただいていましたが、それを活かせずずっと悔しいシーズンでした。これからあと4レースしかありませんが、ここからしっかりと立て直して、必ず優勝したいと思っています」

野村勇斗

■第14戦 3位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「2番手からのレースだったのでスタートはかなり狙っていたのですが、その結果ホイールスピンさせてしまい、何台かに先行されてしまいました。ただ、直後の競り合いのなかで3番手に戻ることができ、その後のペースも良かったのですが、前を走っていた三井選手にぜんぜんスキがなくて、抜くまでには至りませんでした。昨日の第13戦はニュータイヤのアドバンテージが大きくて追い上げられたのですが、今日はユーズドでしたし、まわりの選手もみんなが速くなっているのでやはり抜くまでには至りませんでした。次の第15戦はポールポジションからのレースですし、スタートをしっかりと見直して、この週末最後のレースをしっかりと優勝で決められるように頑張ります」

今田信宏

■第14戦 11位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「良いスタートを切ることができましたが、TGRコーナーで前の2台が接触して、ケイレン選手が外にいくかと思いきや僕の方に寄ってきてしまったので、清水選手に抜かれてしまいました。ただその後、最終コーナーで前についていくことができたので2周目には抜くことができました。僕はセクター2だけが遅かったのですが、最終コーナーからセクター1は差がなかったので、そこでできたギャップをセクター2ではき出すようなレースになってしまいました。ただセクター3は僕が速かったので、抜かれることはないだろうと走っていきました。第15戦はDRAGON選手がポールで僕が2番手ですが、スタートで抜けなくても10周くらいついていくことができれば、どこかでチャンスが出てくると思っています」