2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第15戦 決勝上位ドライバーコメント

2025/09/07

野村勇斗

■第15戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「スタートは第14戦に比べると良かったのですが、TGRコーナーから100Rまで古谷選手とトップ争いになり、かなりの接近戦だったのですがなんとか守ることができて良かったです。その後もレースペースが良かったですし、結果的に突き放すことはできませんでしたが、自分自身でミスをしないように走り、優勝することができました。今回、僕はダウンフォースを減らしているセットアップだったので、ストレートが速いと思っていましたし、セクター3でミスをしないことを意識していました。チャンピオンが決まったのはチェッカーを受けてから無線が入って知りました。ちょっとビックリしましたね。最終大会のもてぎは少し期間があきますが、しっかり最後も優勝で終われるように準備していきたいと思います」

古谷悠河

■第15戦 2位
(Deloitte. HTP TOM'S SFL/Car No.37/TOM'S)
「3番手スタートからそれなりのスタートを切ることができ2番手に上がり、TGRコーナーから100Rまでの流れで野村選手とバトルになりましたが、そこで抜ききれず2番手になったことが結果的にレースを決めてしまったと思っています。ニュータイヤを履いていましたし、今回チームの皆さんが良いクルマを作ってくれてペースがあったので、コース上でオーバーテイクしたかったのですが、そこまでには至らずすごく悔しいです。序盤、野村選手の後方の乱気流の中で走っていたので、一度タイヤを休ませてからアタックしようと思ったのですが、それでも届かずでしたね。前回のSUGO大会から調子が良くなってきていますし、今回の第15戦はペースもありました。予選も順位を上げることができたので、インターバルがありますが、最終大会で優勝できるようにまたチームの皆さんと協力して頑張ります」

小林利徠斗

■第15戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL/Car No.38/TOM'S)
「今回、僕は11番手からのスタートでしたので、この3位という順位まではかなり遠い道のりがあったのですが、逆に失うものもないと思いましたし、スタートからアグレッシブに攻めていきました。富士は抜きやすいコースでもありますし、スーパーフォーミュラ・ライツのダウンフォースの抜けに対しては、2年目の経験が活きていたと思います。レース前は乗れるとは思っていませんでしたので、表彰台に乗ることができたのは正直嬉しいですね。終盤、佐野選手、三井選手との3人のバトルにもなりましたが、互いのプライドや突っ込みが激しい同士のバトルだったものの、最後までクリーンにやり切れましたし、頭も冷静さを失うことなく走りきることができたので良かったです。この富士大会は良い場面もあったので、そこは次のもてぎ大会に繋げたいですし、コースが変わっても課題は同じ部分もあると思うので、さらに成長できるように頑張ります」

清水康弘

■第15戦 10位(マスタークラス首位)
(GNSY RACING 324/Car No.8/GNSY RACING)
「第13戦で駆動系のトラブルに見舞われてしまいましたが、実はスタートに原因があったようなので、まだ他の百戦錬磨の皆さんに比べると経験が足りないと思いました。そこは課題でしたね。スタートで今田選手、DRAGON選手に先行されてしまったのですが、2台がスリップに入っているところに僕もついていって、スリーワイドで抜いたようなかたちでした。そこからはプッシュしてペースを上げていったのですが、今田選手も追い上げてきたのでキツかったです。なんとか逃げ切ることができたので良かったですね。第13戦、第14戦とも勝つことができず心が折れそうでしたし、精神的にも体力的にもギリギリのレースでした。スーパーフォーミュラ・ライツは素晴らしく速いクルマですし、難しいクルマなので、またトレーニングなどやるべきことがたくさんあると実感しました。皆さん本当に努力されていますし、僕もやるべき準備をしっかりとやって、切磋琢磨で最終大会に臨めたらと思います」