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SUGO大会は野村勇斗が専有走行全セッションでトップタイム
2025年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、6月21日(土)~22日(日)に岡山国際サーキットで行われた第3大会から約2ヶ月のインターバルを経て、第4大会を迎えた。舞台は宮城県のスポーツランドSUGOだ。
DELiGHTWORKS RACINGが1台のみのエントリーとなったことで、13台が参戦するこの大会は、第2大会のオートポリスでの悪天候の影響で延期となった第6戦が組み込まれ、1大会4レースが行われる。そのため、専有走行は8月28日(木)午前9時40分から1回目がスタートした。
晴天で気温26度と、この時季らしい暑さのなか始まった専有走行1回目は、今田信宏(JMS RACING TEAM)の4号車に佐々木大樹が、清水康弘(GNSY RACING 324)の8号車に影山正美が、DRAGON(TEAM DRAGON 324)の30号車に大滝拓也がそれぞれシェアするかたちで乗り込んでおり、合計16名が走行した。大きなアクシデント等はないまま、少しずつ気温も上昇。28度を超える状況のなか、終盤にはまずは一度目のアタックシミュレーションが行われた。
まず1回目でトップタイムを記録したのは、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)。1分13秒446までタイムを縮めた。2番手には三井優介(DELiGHTWORKS)が1分13秒485と僅差で続き、3番手には1分13秒707でケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が続くことに。第3大会で野村に同点に追いつかれた佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)は1分13秒857で4番手につけた。
佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)
■初日は両セッションとも野村が最速
午後2時25分から行われた専有走行2回目は、晴天が続き気温は午前に比べ大きく変わってはいないものの、風が出はじめ爽やかな気候のなか始まった。このセッションでは4号車を佐々木が、30号車を大滝がドライブし走行を開始したが、途中で今田とDRAGONに交代した。また一方でエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)はセットアップの変更作業を行っており、セッション開始時にはピット内に。序盤は12台で走行が行われていった。
そんな2回目のセッションは、開始から45分というタイミングで、伊東黎明(LMcorsa OTG 320)がレインボーコーナーでコースアウト。一時赤旗中断となった。この解除後には、マッソンがコースイン。また直後、ハイポイントコーナー立ち上がりで清水がコースアウトしたものの、自力でコースに復帰している。
今回の第4大会は8月29日(金)の午後2時から第10戦/第11戦の公式予選が行われるが、これを見据え各車は一度ピットに戻り、専有走行2回目終盤には再度アタックシミュレーションが行われた。ここで1分13秒324を記録し、ふたたびトップに立ったのは野村。0.204秒差の1分13秒528で佐野が2番手に続き、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が1分13秒538と、佐野と0.010秒差の3番手で続き初日を終えた。
ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)
■2日目は曇天。上位は僅差に
走行初日から一夜明けた8月29日(金)は、午前8時30分から専有走行3回目がスタートした。この日のスポーツランドSUGOは薄曇りで、気温23度ほどと過ごしやすいコンディション。午後の公式予選を前に、コースオープンから各車が精力的に周回を重ねていったが、マスタークラスの清水康弘(GNSY RACING 324)がエンジントラブルのためなかなかコースインできず。セッション途中までは12台での周回となった。
そんな専有走行3回目だが、セッション中盤には野村がまず最初に1分12秒841と、12秒台に突入。これに佐野、マッソン、小林とTOM'S勢が続いていき、セッション終盤にはふたたびアタックシミュレーションが行われた。
各車が続々とタイムを上げていくなか、自らのタイムを1分12秒812に更新し、トップで終えたのは野村。これにフレデリックが1分13秒060で続くことになった。フレデリックとは0.020秒差で佐野が3番手。チェッカー間際にタイムを上げたザック・デビッド(B-MAX RACING 324)が1分13秒234で4番手となった。
「もちろん3セッションともトップを獲れたことは良かったのですが、かなり僅差なので油断はぜんぜんできませんし、まわりもたぶん予選では上げてくると思います。スポーツランドSUGOは今季路面も改修されていて、グリップ感は高そうですし、差が出にくくなっているとも感じます。予選では、まずは自分のベストをしっかりと出すことに集中したいです」というのは全セッションを首位で終えた野村。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4大会は、8月29日(金)午後2時から第10戦/第11戦の公式予選が行われる。