Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦 決勝上位ドライバーコメント

名取鉄平

■第4戦　優勝
（Byoubugaura B-MAX Racing 320／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「スタートした直後の序盤は、タイヤのコンディションが良い内にファステストラップを狙っていましたが、狙いどおりに良いタイムが出せたので、あとは2番手以下を引き離していこうと考えていました。5周目くらいまでは良かったのですが、その後は思ったようなペースを維持できず厳しい状況になりました。最後は追い詰められてしまったので、あまりうれしくない優勝です。レースの前半と後半でフィーリングもまったく変わってしまったので、明日に向けてきちんとアジャストして、残り2戦は引き離していけるようにしないといけないと思います。今日みたいなレースを続けていたら勝てないですし、ステップアップもできません。他のドライバーに大差をつけられるようなレースを目指して頑張ります」

ジュリアーノ・アレジ

■第4戦　2位
（Deloitte. TOM'S 320／Car No.36／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「スタートは少し良くなかったのですが、ポジションをキープすることはできました。名取鉄平選手や佐藤蓮選手と比べるとペースも良くなかったので、うしろとのギャップを見ながら、リスクを冒すことなくゴールまで進めたという感じです。ここまで2位と3位を経験して、あとは優勝。今日はそのチャンスに恵まれませんでしたが、チャンスがあればすぐにつかみたいです。直前までスーパーフォーミュラの予選がありSFLと違うマシンに乗っていましたが、フィジカル面については問題ありません。クルマに対する細かい対応には少し時間が必要です。明日はSFLが2レース、SFも含めて3レースあります。今日2台の乗り換えを経験したので、明日は驚くことはないと思いますが、今日よりは大変な一日になるだろうと感じています」

野中誠太

■第4戦　3位
（Kuo カローラ中京 TOM'S 320／Car No.1／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「スタートでミスをした後、プッシュしているところでまたミスをしてしまいました。最終的には3位ですが、序盤にふたつポジションを落としてしまい、自分の実力がまだまだだということを実感しました。とても悔しいレースでした。明日の2レースでは、同じようなミスをしないよう気をつけます。これも自分の単純なミスが原因ですが、デグナーでコースオフしてからはグリップも失ってペース的にも苦しかったです。終盤の三宅淳詞選手とのバトルは、彼もクリーンに戦ってくれて良い経験ができました。SFLでのバトルもまだ経験が少ないので、これで少しは自信がついたかな、と思っています」

今田信宏

■第4戦　8位（マスタークラス優勝）
（JMS RACING with B-MAX／Car No.4／B-MAX ENGINEERING／SPIESS A41）
「スタートはすごく良く決まり、若手ドライバーふたりをパスすることができました。あれは良かったですね。ただ途中からペースが上がらず、後半はとても苦しかったです。DRAGON選手も迫ってきて『これはまずい、やられるぞ』と思いましたが、抜かれるポイントは決まっているので、そこだけは抑えようと頑張りました。本当はもっと速いペースで走りたかったですが、グリップ感もなくて大変でした。途中からはうしろからのプレッシャーもなくなり集中できました。今日のレース内容を教訓に、明日の2戦もスタートをうまく決めたいですね。ペースも改善して、もし若手ドライバーたちを抜けたら数周くらいは抑えられるといいなと思っています」