スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦もてぎ宮田莉朋が2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾る - superformula lights

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スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦もてぎ
宮田莉朋が2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾る

2020/08/30

宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)

 GOLDEX mobile全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦は8月30日(日)、栃木県のツインリンクもてぎで決勝レースが行われ、宮田莉朋(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)が2戦連続の優勝。2位は小高一斗(COROLLA CHUKYO Kuo TOM'S 320)、3位は阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)となった。

 この日の第2戦は昨日の第1戦と異なり、やや薄曇りの空の下で迎えたGOLDEX mobile全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦。前日に行われた公式予選では、2セット目のニュータイヤでタイムを上げた宮田がセカンドベストでも1分44秒826をマーク。2戦連続のポールポジションを獲得した。2番手には小高が続き、第1戦同様のフロントロウに。3番手には高星明誠(B-MAX RACING TEAM)が、4番手には阪口がつけた。

 8月30日(日)の第2戦の決勝日は、早朝ながら気温30℃を超えるコンディションの中、午前8時40分からグリッドへの試走が始まり、午前9時05分にレースがスタートするが、この日は前日4台が見舞われたエンジンスタートはなく、各車きれいなスタートを切る。

 ホールショットを決めたのは宮田で、小高が2番手に続く。一方、3番手争いはスタートでの加速で優った阪口が1コーナーで高星のインへ。高星、河野と続き、さらに名取が続くが、1周目の130Rで藤波清斗(B-MAX RACING TEAM)が名取をパス。6番手に浮上する。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦もてぎ スタート全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦もてぎ スタート

■マスタークラスは上位にトラブル

 序盤から少しずつ上位の間隔は広がっていき、宮田はファステストラップを連発。高星もファステストを更新するも、宮田が7周目にはファステストを塗り替え、小高とのギャップを広げていく。一方後方では、阪口と高星が続き、さらに河野と藤波の5番手争い、名取と神晴也(Albirex-RT)による争いが続いていった。

 しかし上位陣の順位は14周のレースで変わることはなく、トップの宮田はそのまま逃げ切り開幕2連勝。小高が2位、阪口が3位という結果となった。4位は高星、5位は河野、6位は藤波という結果となった。

 マスタークラスは、オープニングラップからDRAGON(TEAM DRAGON SFL)と植田正幸(Rnsports320)がサイド・バイ・サイドのバトルを展開するが、2周目の3コーナー立ち上がりでDRAGONの背後につけていた植田がスピンを喫してしまう。

 これでトップはDRAGONとなるが、4周目の2コーナー立ち上がりでエンジン関係の警告ランプが点灯したため、DRAGONがまさかのストップ。これで吉田基良(B-MAX ENGINEERING)がマスタークラスのトップに浮上。コースに戻った植田だったが、3周目のV字立ち上がりで、こちらもスロットル系のトラブルからストップしてしまったこともあり、しっかりチェッカーを受けた吉田が嬉しい初勝利を挙げた。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦もてぎ 表彰台第2戦もてぎ 表彰台