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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第7戦 決勝上位ドライバーコメント
木村偉織
■第7戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.1/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「オートポリスは抜きにくいコースなので、スタートしかチャンスはないと集中しました。その甲斐あってスタートで太田選手の横に並ぶことができ、そこでは抜ききれませんでしたがうまく立ち上がって3コーナーでのオーバーテイクに繋げることができました。レースペースが良いのは分かっていて、ファステストラップを狙って走りました。初優勝となりましたが、もう少し早く勝ちたかったというのが本音ではあります。しかしここまでの6戦は経験として自分の中に積み上げられていると思っています。スーパーフォーミュラ・ライツでチャンピオンになることは目標ですが、それがゴールではありません。今後に繋げるための良い経験を積ませていただいています。午後の第8戦も同じようにスタートに集中して頑張ります」
太田格之進
■第7戦 2位
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「木村選手同様、スタートを決めないといけないとは思っていました。ミスをしたわけではなく“いけたかな”と思いましたが、それ以上に木村選手のスタートが良かったです。木村選手はアグレッシブなドライバーですし、絶対にここで勝負をかけてくるだろうと思っていました。僕の方は、このレース結果で3レース目のグリッドも決まりますから、ある程度は粘りましたが無理をせずにいました。勝つことも大事ですが、取りこぼしなく戦っていくのも重要です。ランキングでもここでトップに上がったと思いますし、ぶつからずに着実に2位でゴールできたのは良かったです。前半のペースは悪くなく、木村選手のミスを誘おうと攻めて走りましたが、その影響でタイヤも消耗してしまって、後半は若干ペース配分を調整していました。予選まではすごく良い調子でこられているので、同じポールポジションからスタートできる第8戦も、スタートさえ決めれば逃げ切れると思っています。今回の結果で第9戦のグリッドも決まったので、次は少しアグレッシブにいってもいいのかな、と考えています」
野中誠太
■第7戦 3位
(PONOS Racing TOM’S 320/Car No.35/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「練習からそれほど悪くないスタートができていたので自信をもっていましたが、本番ではそこまでいいスタートは切れませんでした。トップ5くらいまですごく接近した中で3コーナーまで入り、そこで平良選手に並ばれてしまいました。チームメイトですし、絶対に引けないバトルです。アグレッシブに攻めた結果、おさえることができました。その時点でトップ2との距離は開いてしまいましたが、プッシュしていって、現状どれだけの差があるのかも分かったので、収穫の多いレースにはなったと思います。これまでは1周目に順位を落とすことが多かったのですが、今回はこのレースの結果が第9戦のグリッドになるので、無理はできない中でよくまわりを見ながら序盤のポジション取りができました。その点では自分の中でも少し変われたのかなと感じています。この週末、TOM'S勢はかなり差をつけられて厳しい状況です。少しずつその差を詰めていますが、足りない部分は多々あります。ただロングランに関してはそれほどネガティブになることはなさそうです。もっと工夫して、まわりにプレッシャーをかけられるようにしたいです」
今田信宏
■第7戦 11位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「レース終盤まで平木湧也選手とバトルをしていて、そこまではなんとかどうにか、オーバーステアと格闘しながら抑えていましたが、やはり抜かれてしまうと気力が切れてしまって。逆転された周で大きく差をつけられてしまいました。それでもレース前半は攻めていきました。スタートも良かったですしね。まずは今回の第7戦でポール・トゥ・ウインとファステストラップを獲れたので、午後の第8戦、明日の第9戦も同じところを目指していきたいと思います」