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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第16戦/第17戦予選上位ドライバーコメント
太田格之進
■第16戦 予選ポールポジション/第17戦 予選3番手
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「トップタイムを獲ることができて、率直に気持ちいいですし、嬉しいですね。今回はチームの地元での戦いなので、ふだんサーキットに来られなかった皆さんの前でポールポジションを獲れたのは良かったです。しかも、1000分の1秒という差で獲れたことで、チームの士気も上がっています。僕自身も、戻ってきて2番手とのタイム差を見てしびれました。この1000分の1秒というのは、セッティングやアクセル、ブレーキの差だけじゃなく、例えばメカニックの方がひとつネジを締める動作だったり、ギアの組み方だったり、そういったひとつひとつが集まってできた差だと思います。僕たちのチームは今年はトラブルなく走れていて、予選に関しては12戦中6回トップを獲れています。いちばん速いマシンはどこかと言われたら、TODA RACINGのマシンだぞというところを見せることができました。もちろんセカンドベストが獲れなかったことは残念ですが、あまり気にしていません。最終大会なので、ここまで一年自分が戦ってきて得たものをしっかりと出して、自分の目指す走り、戦いがしたいです」
木村偉織
■第16戦 予選2番手/第17戦 予選ポールポジション
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.1/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「純粋に悔しいです。専有走行から良い流れができていて、ポールポジションを獲れると思っていたので、結果としては悔しいですが、前回のもてぎ大会ではポールは獲れたもののセカンドベストが獲れなかったので、今回はセカンドベストまでしっかりとアタックをやり切るということをクリアできたので、その点は大きく改善できた部分だと思っています。専有走行ではGTワールドチャレンジ・アジアが走った後の走行ばかりで、ほかのカテゴリーの走行後に走ることがなかったので、僕たちよりも相手の方がこのコンディションに対する合わせこみが少し良かったということだと思います。岡山でのレース経験は、コロナ禍の影響で今シーズンのSUPER GT開幕戦だけです。フォーミュラの戦い方はそれとはまた変わってくると思います。練習はしてきていますが、正直どうなるか分からないという気持ちもあります。ただ、しっかりと結果を残して次につなげることに集中したいです」
小高一斗
■第16戦 予選3番手/第17戦 予選2番手
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今季これまでの大会と同じで、昨日と比べれば良くなったのですが……という予選でした。専有走行からあまり調子が良くなくて、その時と比べたらまわりと同じくらいのレベルには上げてこられたのかなと思います。ただ1セット目のニュータイヤからコンディションにクルマをきちんとマッチさせることができず、2セット目も少しあいまいになってしまいました。クルマと自分とのコミュニケーションがうまく取れていなかったです。アタック自体もベストだったとは言い切れないですね。良い予選にはできませんでしたが、切り替えて決勝に臨みたいと思います」
今田信宏
■第16戦 予選10番手(マスタークラス首位)/第17戦 予選11番手
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「1セット目のニュータイヤでのアタックで少し失敗してしまったので、予定より早くピットに戻ってきました。マシンに何かトラブルがあったわけではありませんし、2セット目のアタックの時は無線で『負けているよ』と入ってきたので、渾身の走りができました。かろうじてトップタイムを獲ることができましたが、スーパーフォーミュラ・ライツで岡山を走るのは初めてなので、まずはここの走り方を習得しなければいけませんが、低速コーナーが多いので他のコースとは違う走り方を要求されます。そこが思ったよりも難しいですね。1レース目はDRAGON選手よりも前でスタートできるので、スタートさえ決めればあとはどうにかなると思っています」
DRAGON
■第16戦 予選11番手/第17戦 予選10番手(マスタークラス首位)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「2セット目のニュータイヤを履いて出ていくときに、セットアップでいろいろと迷ったところがあって、まわりと比べて少し出遅れてしまい、予定よりも1周少なくなってしまいました。結果的には、欲をかいてセットを変えたところがあまり良くなく、クルマとしては失敗でしたね。1レース目は今田選手が前からスタートですが、ユーズドタイヤでのペースには自信があるので、スタートから頑張って良い勝負ができればと思っています」