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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦 決勝上位ドライバーコメント
野中誠太
■第4戦 優勝
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.36/TOM'S)
「予選は2番手でしたが、ポールシッターの小林選手はデビュー戦だったので、スタートから狙っていたのですが、少し失速してしまい、スタートで順位を上げるチャンスは逃してしまいました。ただセーフティカー明けにもう一度チャンスが来たので、『ここしかない』という気持ちで飛び込みました。その後は、かなりタイヤの摩耗が激しくペースはどんどん落ちてはいましたが、みんなも一緒だと自分を落ち着かせて淡々と走ることができたので、もちろん嬉しさもありますが、ホッとしているのが素直な気持ちです。明日は第5戦が6番手スタートなので少し苦しいレースになると思いますが、スタートでうまくいかなかった部分を改善しなければと思っています。タイヤの摩耗に関しては明日もかなり厳しいとは思うので、チーム内で共有しながら、少しでも良い策を見つけていきたいです」
小林利徠斗
■第4戦 2位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「予選ではポールポジションを獲得することができましたが、スーパーフォーミュラ・ライツのレース経験はゼロなので、そこまで気負うこともなかったです。どういうレースになるのか、まだ分かっていない部分もあったので、そこがしっかり経験の差として出たのは悔しい部分もあります。逆に今の自分で十分足りている部分もはっきりしてきたので、明日以降のレースに向けてしっかり準備していきたいと思います。レース序盤は野中選手に背後にピタリとつかれ、抜かれてしまったのですが、驚きつつも『むこうがやってきたことなら自分にもできるんじゃないか』と思いました。でもそんな間もなく、半周ぐらいであっという間に差をつけられてしまったので、根本的にペースの差がありました。悔しいですが、そこはまだまだ成長できる部分なので、明日以降頑張りたいと思います。まずはスタートをうまく決めることを考えて、難しいところもありますが少しでも改善できるようにしていきたいです」
荒川麟
■第4戦 3位
(TEAM DRAGON 324/Car No.13/TEAM DRAGON)
「この週末、初めてこのクルマに乗りました。木曜、金曜と専有走行がある中でいろいろ準備してきましたが、やはりスタート練習だけはあまり上手くいかないところがあり、レースでも失敗してしまって、そこで勝つチャンスはなくなってしまったなと思います。ペースに関しては、小林選手につき合わされてしまう形になりましたが、前にさえ出ればペースはあると思うので、明日はしっかりと練習してスタートをバチっと決めたいと思います。金曜日の練習でトップタイムも出していたので正直に言えば勝ちたかったですが、まずは表彰台を獲得できてホッとしています」
今田信宏
■第4戦 8位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「今回からスタートの方法を変えたので少し懸念はあったのですが、なんとかうまくスタートを切られたので、あとはいつもどおりとにかくフルプッシュでした。でも、やはりDRAGON選手は離れていってくれなかったですね。最後の方は少しギャップが広がって良かったです。DRAGON選手とのバトルはいつも、楽に勝たせてもらったことはないし、逆に向こうも楽に勝たせたことはないというくらいいつも接戦です。今回は周回数が多いこともあって、途中までは本当に苦しかったです。まずは1レース目で勝ちましたが、ここでホッとするといつもやられてしまうので、常にチャレンジャーの精神で、最初からぶっちぎるんだという強い気持ちをもって明日の2レースも臨みたいですね」