全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第14戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第14戦 決勝上位ドライバーコメント

2024/09/15

ケイレン・フレデリック

■第14戦 優勝
(Pilot ONE Racing with B-MAX/Car No.1/B-MAX RACING TEAM)
「初優勝できてとても嬉しいよ。レースはすごくトリッキーなコンディションだった。1周目はすごく難しかったけれど、良いオーバーテイクをすることができたと思っているよ。その後、すぐにセーフティカーが入ったけれど、タイヤの温度や内圧をキープすることに集中していたんだ。そのおかげでリスタートの後もうまくリードすることができたと思うよ。終盤、ペースの面でもう少し何かできたのではないかとも思うけれど、全体としては良いレースができたと思う。僕にとってもチームにとっても良い結果になったね。SUGOではポールポジションが獲れたのに、それを結果に活かすことができなかったこともあったし、初優勝は少し時間がかかってしまったけれど、今週は2番手という良い位置からスタートできているので、こうして結果に結びつけられたのだと思う。もちろん早く勝ちたかったけれど、今週はこうして良いレースができていることに満足しているよ。午後の第15戦はコンディションがどうなるか分からないけれど、クルマもインプルーブしているし、良いレースができると思うよ」

小出 峻

■第14戦 2位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「昨日は自分としてはあまりスタートで良い感触が得られていなかったので、濡れた状況でどうスタートしようかと、サイティングラップからいろいろなことを試し、その甲斐あってうまくスタートすることができました。そこから最終周までトップを守りたかったのですが、アトウッドカーブのあたりで少しスロットルのトラブルが出てしまって。そこでケイレン選手に前に行かれてしまいました。セーフティカー明けはケイレン選手の方がかなり速かったので、仮にトップだったとしても守るのは困難だったかもしれませんね。ただ、自分もプロのレーシングドライバーになりたくてやっているので、最後まで手を抜くことはしたくありません。行けるチャンスがあれば行きたいと思っていました。チャンピオン争いもあるので、序盤の難しいコンディションで攻めることは難しかったですが、乾いてきた路面では自信があったので、最後まで攻めきろうと思っていました。そんなレースでしたが、この難しいコンディションのなかで完走でき、2位で終わることができたのはポジティブですし、チームの皆さんのおかげで良いレースができていると思いますね。レースを走っている最中は、リスク以外はチャンピオン争いのことは考えておらず、いかにそのレースが良い結果で終われるかに集中しているので、今日の第15戦も良い結果で終えられるように頑張るだけです」

古谷 悠河

■第14戦 3位
(Deloitte. HTP TOM’S 320/Car No.37/TOM'S)
「4番手からのスタートでしたが、蹴り出しが鈍く、野中選手に抜かれてしまいました。そこは1コーナーのブレーキングや位置取りなどは反省点ですね。そこからセーフティカーランとなり、そのリスタートで前が接触したことで3番手に上がれたレースでしたが、序盤の濡れていた状況でのペースはそこまで悪くなかったと思います。ただ、乾いてきてからはペースの差を感じました。今週は専有走行からライバルと差が開いていて、その差が埋められないまま今回のレースも離されてしまった状況でした。第15戦は天候がどうなるかは分かりませんが、ウエットでもドライでもどちらもいけるようにしっかり準備しないといけないと思いますし、ドライの差をしっかり埋め、ウエットでもしっかり戦えるように準備をしていきたいと思っています」

DRAGON

■第14戦 8位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON 324/Car No.30/TEAM DRAGON)
「すごく難しいコンディションのレースでしたね。序盤は若手ドライバーに絶対にアクシデントがあると予想していたのですが、それに巻き込まれないようにすること、そして自分がミスをしないようにすることに集中していきました。1周目で2台が止まってしまったので、その後の展開は正直楽でしたね。レースの周回数が少なかったこともありますし、藤原選手や清水選手は毎戦が初めてのことですが、僕は何せ200戦ですから(笑)。引き出しは当然僕の方が多いですし、タイヤが冷えているときやモスSがいちばん危ないことも分かっていました。2番手だろうがなんだろうが、自分はミスをしないという確信がありましたからね。セーフティカーラン明けのペースも藤原選手とは差があったので、自分のペースが上げられるかを試しはしましたが、時間レースになったこともあり、残り周回を見ながら抑えて走りました。第15戦は違うトライもしようかと思っていますが、天候次第のところもありますね。またじっくり考えます」