雨中の戦いを制したジルテールが第5戦で今季2勝目 - superformula lights

TOPICS

雨中の戦いを制したジルテールが第5戦で今季2勝目

2026/04/26

エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

 4月23日(木)に走行がスタートした全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会オートポリスは、いよいよ第5戦/第6戦の決勝日となる4月26日(日)を迎えた。この日のオートポリスは夜半から降り出した雨が降り続いており、金曜の専有走行4回目以来となるウエットコンディションとなった。

 4月25日(土)に行われた第5戦の公式予選では、晴天のもと1分36秒889を記録し、新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)が第4戦に続くポールポジションを獲得していた。2番手につけたのは第4戦で2位だった三井優介(DELiGHTWORKS)。3番手にはエヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)がつけ、4番手に梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が並んだ。

第5戦 スタート第5戦 スタート

■スタートを新原が制するもジルテールがオーバーテイク

 専有走行4回目が行われた4月24日(金)以来のウエットコンディションとなったオートポリスだが、視界もクリアで、スタート進行が始まった午前8時20分には雨も上がり、スタンディングスタートが切られた。

 今シーズン初めてのウエットでのスタートでは、ポールポジションの新原が好発進を決める一方、これまでスタートを武器としていた三井は加速が鈍り、3番手スタートのジルテールが2番手に浮上した。三井は後方から梅垣にも接近されたものの、3番手を死守。オープニングラップは新原、ジルテール、三井、梅垣、佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)と続くトップ5となった。

 ただ、ウエットコンディションで抜群の速さをみせたのはジルテール。3周目、新原とのギャップを縮めると、最終コーナーで新原がわずかに姿勢を乱したのを見逃さず、コース半周をかけ新原を攻略。第2ヘアピンでジルテールが新原をかわしトップに浮上した。

 第4戦では初勝利を飾っていた新原だが、この第5戦はペースに苦しむことになってしまう。6周目には三井が一気に新原とのギャップを削ると、Astemoコーナーでオーバーテイク。これで三井が2番手に浮上した。新原はその後も7周目には梅垣にオーバーテイクを許し、4番手に後退。さらに佐藤、三浦柚貴(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)との三つ巴のバトルに巻き込まれた。

エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)

■マスタークラスはDRAGONが今季初優勝

 ウエットコンディションのなか、コース各所でバトルが展開されることになった第5戦だが、9周目に転機を迎えた。序盤からオスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)と8番手を争うバトルを展開していたアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)が、第2ヘアピンでストップ。セーフティカーが導入された。

 これでジルテールのリードは失われてしまうことになったが、13周目のリスタートをきっちりと決めると、三井を突き放しフィニッシュ。今シーズン2勝目を飾った。2位は三井で、3位は梅垣という結果に。佐藤は2戦連続の4位となった。

 5位争いは新原を先頭に最後まで熾烈なバトルとなったが、なんとか新原が5位を死守。6位には三浦が入り、スーパーフォーミュラ・ライツでの初ポイントを獲得した。

 マスタークラスは、第4戦で無念のファイナルラップでのストップを喫したDRAGON(B-MAX ENGINEERING 324)がスタートでトップに浮上。清水康弘(ART TASTE RACING 324)、KEN ALEX(BUZZ RACING)と続くオーダーとなった。

 雨中でのレース、そして終盤のセーフティカーランなど波乱もあったが、DRAGONはリスタートもしっかりと決めて今季初勝利。2位に清水、3位はKEN ALEXとなった。