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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権について
若手の登竜門・全日本F3選手権から
『全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権』へ
1979年にスタートした全日本F3選手権は、全日本選手権レースとしては最長の41年にもわたるシリーズを重ね、2019年を持ってその幕を閉じました。
幾多の名勝負を経て国内外を問わず活躍するトップドライバーを輩出してきた全日本F3選手権は、“モータースポーツの甲子園”、“トップドライバーへの登竜門”としての重責を果たしたカテゴリーであり続けました。そして2020年、シリーズは装いも新たに「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」として、新たな船出を迎えました。
高い安全性とパフォーマンスを両立させた
『ダラーラ320』『TOMʼS TGE33エンジン』によるワンメイク
「全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権」では、コスト高騰を避けるべく2018年までのFIA-F3車両の主要コンポーネンツを流用しつつ、最新の安全装備となっているHALOや大型リヤストラクチャー、サイドインパクト対応などを盛り込んだ、2018年のF1安全基準をクリアする最新車両である『ダラーラ320』をワンメイク車両として採用しました。
この『ダラーラ320』は安全性の向上だけに止まらず、空力デザインを改良することにより、昨年までの車両を上回る高いパフォーマンスを実現。さらに2024年からはクムホタイヤからコントロールタイヤの供給を受け、トップカテゴリーを目指す若手ドライバーが学ばなければならない技量・経験を提供する“最高の教材”に仕上がりました。
また、この『ダラーラ320』に搭載されるエンジンは、2023年までは全日本F3選手権時代から変わらず、トムス、TODA RACING、スピース、東名エンジンがチューニングする直噴2リッター4気筒の専用レーシングエンジンを使用してきましたが、2024年からはよりサスティナブルでローコストな次世代ワンメイクエンジン『TOMʼS TGE33』を使用しています。シャシー、タイヤ、エンジンをすべてワンメイクとし、ドライバーの力を問うシリーズとなりました。
1大会あたりのレース数を増やし経験値を確保
全国のサーキットを転戦し腕を磨く“新・登竜門”
2020年からスタートした『全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権』は、3レース制大会をシーズンを通じて確保、レースウイークの専有走行時間も増やすことで、大会数を削減しつつもドライバーの走行距離や実戦経験を維持・拡大に努めています。
国内モータースポーツシーンにおいて、全日本F3選手権が長年果たしてきたドライバー育成という重責を引き継ぎ、より高い安全性とパフォーマンスを備えた新型車両の導入により、若手ドライバーの育成に欠かせない高いレベルの競争環境を確保。『全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権』は、“新・登竜門”として、今後も重要な役割を果たしていくカテゴリーなのです。




