全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦／第5戦予選上位ドライバーコメント

宮田莉朋

■第4戦／第5戦　予選ポールポジション
（カローラ中京 Kuo TOM'S 320／Car No.36／カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「専有走行からいまひとつ調子が良くなく、第1ラウンドのもてぎ戦に比べて手ごたえのようものを感じられず、専有走行後は『これでトップタイムなんだ』という気持ちだったので、まずは公式予選でポールポジションが獲れたことにホッとしました。予選でようやく昨年までのような流れになったので、決勝に向けてうまく進めていけそうです。あとはスタートと、ファステストラップを獲ることに集中します。スーパーフォーミュラとのダブルエントリーで切り替えが難しいですが、できる限りの準備をして臨みたいと思います」

阪口晴南

■第4戦／第5戦　予選2番手
（Buzz Racing with B-MAX／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「第1ラウンドのもてぎでは専有走行から宮田選手に大きく差をつけられていた印象ですが、今回に向けてチームもすごく試行錯誤してくれましたし、僕やエンジニアもいろいろと考えてきていて、持ち込みからいいパフォーマンスを出せました。印象としては、前ラウンドに比べて明らかに良くなっています。何かチャンスがあれば順位をひっくり返せるところにいるという感覚で、確実に成長したなと思いますし、順位以上に内容がいいと感じています。決勝ではスタートに集中します。スーパーフォーミュラとのダブルエントリーは宮田選手も同じシチュエーションなので、どちらもいいパフォーマンスが出せるように頑張ります」

小高一斗

■第4戦　予選3番手
（カローラ中京 Kuo TOM'S 320／Car No.37／カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「今までで一番、公式予選に向けてクルマを合わせ切れなかったと感じています。その度合いが大きくて、このレースウイークは専有走行から迷走してしまっているな、というのが明らかに出た予選でした。反省すべき部分はありますが、何が良くなかったのか予選で明確になったところもあったので、決勝までにそれを改善して、レースではスタートミスをしないように頑張ります」

片山義章

■第5戦　予選3番手
（B-MAX RACING with OIRC／Car No.51／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「昨日までの専有走行では2番手くらいのタイムを出せていたので、この流れで予選も行けたらと思っていたのですが……。専有走行であまりタイムが上がってこなかったドライバーたちが、予選で思っていたよりタイムを出してきたこともありますし、僕自身もニュータイヤでの一発のタイムをしっかり出し切れなかったです。最低でも3番手ぐらいを目指していたので、第4戦での4番手というのは残念です。でもスタートに自信を持っているので、狙える位置にはつけられたと思います。スタートダッシュして上位を目指します」

DRAGON

■第1戦　予選8番手（マスタークラス首位）／第5戦　予選9番手（マスタークラス首位）
（TEAM DRAGON SFL／Car No.30／B-MAX ENGINEERING／Spiess A41）
「今回は、影山正美選手にどれだけ追いつけるかというのを明確な自分の目標に置いているので、まずは予選でひとつ勝てたのは良かったです。1セット目のアタックでは、思ったよりも路面が悪かったので、2セット目に向けてはいろいろとクルマをアジャストしました。その時点で植田正幸選手に抜かれていましたが、そのタイムを逆転できる自信はありました。ただまわりも2セット目はベストタイムを更新してくるので、集中して行きましたね。決勝は最低でも今の順位で戻ってくること、なにかが起きた時にはそのチャンスを逃さずに走りたいと思います」