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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第6戦
決勝上位ドライバーコメント
宮田莉朋
■第6戦 優勝
(カローラ中京 Kuo TOM'S 320/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「雨だった公式予選と異なり、決勝は路面も乾き始めていましたが、グリッド上は難しい状況でした。今回はとにかくスタートしかチャンスはないと、自分のできることはすべて準備して賭けた結果、全日本F3選手権に参戦を開始して以来、初めてスタートで前を抜くことができました。イン側グリッドの方が比較的乾いているように見えたと思いますが、乗っている側からすると実際に路面を見られているわけではなかったですし、前戦岡山のレースではスタートで前に出られてしまったので、それをなんとかしようと協力してくれたチームに感謝しています。予選ではポールポジションは阪口選手に獲られてしまいましたが、レースでファステストラップも獲れてよかったです。明日の2レースもファステストラップだけは必ず獲りたいです。自分ができる最大限の準備をしてポイントを稼げたらと思っています」
阪口晴南
■第6戦 2位
(Buzz Racing with B-MAX/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「F3時代を含めて初めてのポールポジションを獲ることができましたが、この第6戦の決勝結果が第8戦のグリッドに関わってくるので、絶対に勝つという気持ちでこのレースに臨みました。アウト側のグリッドが不利なように見えていたと思いますが、案の定ホイールスピンさせてしまって、宮田選手に抜かれてしまいました。そこから序盤は非常にペースが悪く、小高選手を抑える展開になりました。特にセクター4で詰め寄られてしまいましたね。途中からなんとかペースが戻ってきて差をつけることはできましたが、あれをどう改善するかが明日につながると思います。ペースが戻ったと言ってもそれほど良いものでもなく、専有走行の良いフィーリングに戻っていないので、その原因を突き詰めていきたいです」
小高一斗
■第6戦 3位
(カローラ中京 Kuo TOM'S 320/Car No.37/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタートでホイールスピンをさせてしまって、4番手スタートの河野選手に並ばれてしまいました。なんとかポジションを守り切ったのですが、河野選手もていねいにレースをしてくれたおかげで、自分がこの位置にいられるのかなと思います。序盤の阪口選手のペースが良くなくて、その間に仕留めたかったのですが、それができずに逆に後半は自分のペースが落ちてしまいました。木曜や金曜の専有走行でいろいろなことを試していて、良い部分も悪い部分もいろいろと出てきていますが、もてぎや岡山と比べても良い感触を得ています。明日はその良い部分をレースに活かせたらと思います」
DRAGON
■第6戦 5位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON SFL/Car No.30/B-MAX ENGINEERING/Spiess A41)
「総合で入賞でき、ポイントを獲れたことがとても嬉しいです。スタートがすごくうまくいきました。5番手に上がってから7~8周は入山選手を抑えることができて、抜かれた後もついていきました。ペースも近く、またチャンスがあるぞとプッシュしていき、いったんは周回遅れに引っかかって離されましたが、相手のスピンがあって。ラッキーでしたね。その後はとにかくミスをしないよう、後ろのペースを無線で聞きながら集中しました。凄く長く感じるレースでした。途中で中だるみというか、プッシュしきれていないところがあって、マスタークラスのファステストラップが獲れませんでしたが、とにかく、ポイントを獲得するというひとつの目標を達成できて良かったです。明日はきちんと切り替えて、ファステストラップも獲れるようにしっかりプッシュしていきます」