全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第9戦
決勝上位ドライバーコメント

宮田莉朋

■第9戦　優勝
（カローラ中京 Kuo TOM'S 320／Car No.36／カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「公式予選では赤旗後のアタックでタイムを出せましたが、アウトラップでしっかりタイヤをウォームアップできたことでうまくいきました。第10戦のポールポジションを獲ることができなかったので、しっかりスタートを決めて勝つしかないという気持ちで臨みました。結果的にファステストラップも獲れましたし、勝つことができたのでホッとしています。予選で赤旗が出たこともあってセカンドベストではトップを獲れず、第10戦は3番手スタートになりますが、スタートに集中して、まずは順位を下げないことが重要だと思っています。2列目は優勝のチャンスもあると思いますし、アクシデントに遭わず、リタイアすることのないようしっかり走り切りたいと思います」

阪口晴南

■第9戦　2位
（Buzz Racing with B-MAX／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「専有走行から調子も良かったので、ポールポジション争いができる自信と期待を持っていました。終盤にタイムが出るのは分かっていたので、落ち着いてアタックに臨みましたが、いざアタックに入る直前で赤旗が出てしまい、再開後の残り時間を考えるとニュータイヤでしっかりアタックまでいけるイメージが湧かなかったので、そのままユーズドタイヤでアタックを行いました。自分たちの中ではそれが最善策だと思いましたが、宮田選手とTEAM TOM'Sの力に及ばなかったのは残念です。スタートもたくさん練習していて悪くなかったのですが、抜けるような状況には持って行けなかったですね。序盤のペースもですが、少しギャップができてから自分のペースを取り戻せた時もあまり良くなかったです。明日に向けて改善しなければと思っています」

名取鉄平

■第9戦　3位
（TODA FIGHTEX／Car No.2／TODA RACING／TODA TR-F301）
「予選は路面コンディションがあまり良くなかったので、急遽タイヤを3セット使う作戦に切り替えました。チームには時間のない中でタイヤ交換などをやってもらうことになりましたが、結果3回ともミスなくアタックできました。赤旗が出たことでうまくいかない部分もありましたが、2レース目のポールポジションを獲れたのは良かったです。今回のレースでも、明日のことを見据えていろいろ試しました。このレースの前にスーパーフォーミュラが走ったことで路面コンディションも変化していましたし、自分の中で得るものがあったので、明日に向けてはポジティブな印象を持っています。今日はスタートもミスなく決めることができたので、明日もいいスタートを切ってトップを守り切りたいです」

DRAGON

■第9戦　8位（マスタークラス優勝）
（TEAM DRAGON SFL／Car No.30／B-MAX ENGINEERING／Spiess A41）
「この第9戦がいちばん周回数が多いレースですが、本当に長く感じるレースでした。アクシデントもなく走り切れたのは良かったですが、あまりロングランのテストを行っていなかったこともあって、セットアップを外してしまいました。苦しいレースでしたね。前回の第8戦のように若いドライバーたちについていくことができないくらい悪くて、最後はコース上にとどまっているのが精いっぱいというほどでした。今日のデータをよく見て、何が悪かったのかをしっかり分析して明日に挑みたいです。第10戦、第11戦はもう少しいいレースができるようにしたいですね。頑張ります」