全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第10戦決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第10戦
決勝上位ドライバーコメント

2020/11/15

阪口晴南

■第10戦 優勝
(Buzz Racing with B-MAX/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「率直に、すごく嬉しいです。ここまでトップで戻ってくることができないセッションが続いたので、『絶対に今日は優勝を持って帰るぞ』という強い気持ちでサーキットに入りました。木曜、金曜とたくさんスタート練習をしたので、それが報われて良いスタートを切ることができて満足しています。オートポリス大会に臨むにあたって、スタートの方法というか、手順を少し変えて挑んだのですが、エンジニアと入念に相談して『いける』という自信もあったので、それがうまくいって本当に良かったです。レースペースも非常に良かったですし、ファステストラップも獲れて満足しています。午後のレースまでにスーパーフォーミュラが走るので、路面コンディションもガラッと変わるでしょうから、うまくそこに対応したいです。14周と短いレースなので、スタートに集中したい。今はすごく自信をもっているので、午後が楽しみです」

名取鉄平

■第10戦 2位
(TODA FIGHTEX/Car No.2/TODA RACING/TODA TR-F301)
「今年初めてのポールポジションからのスタートで、ここは絶対に決めなければいけない状況でした。大きなミスはありませんでしたが、“抜群のスタート”ではなく、決め切ることができなかったです。阪口選手と比べても普通のスタートになってしまったので、それが今回の敗因だと思っています。肝心なところで決め切れないことが、昨年まで戦っていたヨーロッパの舞台を離れることになった理由のひとつだと思うので、それが今回も出てしまったことが情けなく、悔しいです。ペースとしても、阪口選手や宮田選手と比べると良くなかったですし、それは昨日から続く課題なので、午後のレースに向けては何を改善するべきなのか、しっかりチームと考えて走りたいです」

宮田莉朋

■第10戦 3位
(カローラ中京 Kuo TOM'S 320/Car No.36/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今回は予選3番手だったので、スタートに賭けていました。良い感じのスタートだったのですが、行き場がなく、あと少し加速か、反応が良ければ前に出られたのかもしれません。前の2台には追いつけたスタートだったので、そういう意味では予選順位から仕方がない結果と思います。スタートして2周目がたぶんタイヤのピークのところで走れるのですが、その周回は名取選手に接近している状況でした。それよりも後で距離を離して走ったところで、ピークグリップでタイムを出せる状況ではなかったと思いますが、それでもトップのコンマ1秒落ちぐらいのベストタイムは残せたので、走った周回に対してはさほど悪くなかったのかなという印象です。午後のレースはポールポジションを獲れているので、しっかり集中してトップで1コーナーを迎えられるように頑張ります。間にスーパーフォーミュラの予選もあるので切り替えは大変かもしれませんが、体のコンディションも含めてしっかり準備して、ひとつひとつこなしていきたいと思います」

DRAGON

■第10戦 8位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON SFL/Car No.30/B-MAX ENGINEERING/SPIESS A41)
「残り4周くらいまでは前を走る入山選手についていけましたし、途中では僕の方がラップタイムが良い時もあったんですが、ずっと後ろについているとフロントタイヤを傷めてしまいますし、序盤にタイヤを酷使しすぎたことで、終盤はきつかったですね。最後の3周は辛かったです。特に100Rが苦しく、終盤はそこをおさえて走るようになったのが痛かったです。でも、なんとなく感触は掴めましたし、昨日と比べて大きくセットチェンジしたんですが、それは良い方向に行ったと思います。午後のレースに向けては、僕はニュータイヤがあるので、序盤にプッシュしてなんとかチャンスをつかみたいですね」