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Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第8戦 決勝上位ドライバーコメント
名取鉄平
■第8戦 優勝
(Byoubugaura B-MAX Racing 320/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「リスタートではアレジ選手に並ばれましたが、1コーナーでトップに出られたことが、実質2周しかなかったレースでの勝因かなと思います。最後の1~2周でリスタートするかもしれないと考えてタイヤを温めていたのですが、後ろのアレジ選手はそれほどタイヤを温めているように見えなかったので、その分僕はスタートで攻めることができました。SUGOに関しては、自分自身得意、不得意という意識はありませんが、昨年もB-MAX RACING TEAMは速かったですし、期待しています。昨日は連勝記録を止めてしまって流れを崩してしまいましたが、今日の優勝で流れを引き戻せたと思うので、また連勝して早くチャンピオンを決めたいです」
ジュリアーノ・アレジ
■第8戦 2位
(Deloitte. TOM'S 320/Car No.36/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今回の第8戦では、前のグリッドにいたマシンのうち2台がスリックタイヤを履いていたことが、僕にとっては少しラッキーでした。突然雨が強くなってきてからはスリックでは走れないコンディションでしたから、それでポジションを上げることができました。次戦のスポーツランドSUGOはまだ走ったことがないのでよく分かりませんが、いま大事なことはサーキットのことを良く学ぶことです。エンジニアともたくさん話をして、SUGOではもっと前にいきたいです」
河野駿佑
■第8戦 3位
(RS FINE K&N 320/Car No.35/RS FINE/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「前にいた2台がスリックタイヤを選んでいましたが、スタート前に僕もすごく悩みました。ただセーフティカーが入ったらタイヤも温まりませんし、結局ウエットタイヤを選択しましたが、結果的にはそれが正解でした。リスタート後、瞬発力という意味では前の2台にはついていけませんでしたが、ミスせず3位を守ってゴールできたので、それは良かったです。運が良かっただけですが、流れを作るという意味では大事なレースでしたし、2戦とも表彰台に上がれたことは、今までを考えるととても良かったことなので、次戦以降もっと上を目指して頑張ります。まだまだ速さの面では足りていないところもあるので、SUGOに向けてはセットアップやドライビング含め、今あるデータを解析して予習して臨みたいと思います」
SYUJI
■第8戦 9位(マスタークラス優勝)
(B-MAX ENGINEERING 320/Car No.51/B-MAX ENGINEERING/SPIESS A41)
「今日の第8戦はレースと呼んでいいのかな……という気持ちもあり少し複雑な気分というのが正直なところです。セーフティカー先導のまま時間レースになるかと思っていたのですが、残り時間があと少しというところでリスタートするとチームから無線が入りました。前を走る今田選手はスリックタイヤを履いていましたから、この雨で非常に厳しそうに見えて、申し訳ないなと思いながらも後ろについて、前に出ました。今回初めてスーパーフォーミュラ・ライツに出させてもらって、こういった結果を残せたことは嬉しいです。ここから先に向けてもいいモチベーションになりますね」