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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第15戦 決勝上位ドライバーコメント
木村偉織
■第15戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.1/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「第14戦では良いスタートが切られたので、3番手からの今回のレースでも同じようなスタートを切られるよう集中していきました。うまく立ち上がることに集中すればもてぎではチャンスがあるというアドバイスをもらって、それに集中した結果、ブレーキングで並びかけて抜くことができました。ただその後は、今週末は専有走行でもロングランのチェックをしておらず、レースでもドライで周回することがなかったので、タイヤのグリップがどうなるかなど、クルマと相談しながら走りました。最後までトップを守ってゴールできて良かったです。表彰台獲得はマストだと考えていましたし、優勝もできればいいな、と思っていたのですが、展開が味方してくれた部分もあって、勝てました。最終大会に向けて良いかたちで週末を終えることができてよかったです。岡山でのフォーミュラのレースは2019年以来になります。コースの習熟という部分からまわりとは差があると思うので、しっかりと準備した上でレースウイークに臨みたいと思います」
小高一斗
■第15戦 2位
(Kuo モビリティ中京 TOM’S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スタート自体はそこまで悪くなかったのですが、ブレーキングで並ばれてしまいました。自分としてはリスクを取れないという意識が強く、駆け引きで負けてしまったと感じています。ポールポジションからのスタートだったので絶対に優勝したかったのですが、リタイアも絶対にしてはいけないと心に決めていて、結果は悔しいですが、自分としてはこれが最低限の順位だったのかなと思います。このレースウイークは調子が良かったわけではなく、予選ではベストタイムを残せましたが、ドライでのペースは苦しいものがありました。そんなレースウイーク序盤のことを考えれば、最終的にはまわりと同じようなペースで走ることができるところまでもっていけたのは良かったのではと思います。今シーズン、チャンピオンしかないと思っているので、最終大会も頑張ります」
古谷悠河
■第15戦 3位
(Deloitte. HTP TOM’S 320/Car No.36/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「ここまでの2レースはスタートで大きな失敗をしていたので不安はありましたが、良いスタートが切れて3番手に上がることができました。途中からだんだんトップの2台と離れていってしまい、自分のペースが足りなかったと感じています。うしろにいた太田選手からずっとプレッシャーはかけられていましたが、大きなミスをしなければ抜かれないだろうと思ったので、ミスをしないように心がけて走り切れました。この週末、第13戦は雨の中でペース良く追い上げていくことができましたが、最終ラップでチームメイトとぶつかってしまいました。完全に僕に非がある接触だったので、平良選手にもチームにも申し訳なく感じ、反省しています。ドライのペースが足りていないことも痛感しました。そこを改善していかないと優勝には届かないので、どうにか改善して、残り3レースのうちひとつでも勝てるように頑張っていきたいと思います」
今田信宏
■第15戦 9位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「最後の90度コーナー、それなりに距離が開いていたので入ってくることはないだろうと思っていましたが、改めていま考えれば、当然抜きにかかってきますよね。レース序盤はDRAGON選手のペースが良かったです。ただ後半になれば僕のペースの方が良くなるだろうと思っていたので、必ずチャンスは来ると待っていました。なんとかオーバーテイクはできましたが、最後に油断が接触を招いてしまいました。接触してしまったので後味は決して良くありませんが、2連覇を達成できて良かったです。最後の岡山も、きっちりと勝ちたいですね。岡山をスーパーフォーミュラ・ライツで走ったことはありませんが、コース自体は好きですし、DRAGON選手も岡山を得意にしているので、すごく良いバトルができるだろうと期待しています」