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第18戦は太田格之進が制しシーズンを締めくくる
太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）2022年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権も、いよいよシーズン最後のレースを迎えた。午前9時20分から行われた第17戦に続き、午後2時05分から行われた第18戦は、午前同様晴天のなかスタートを迎えた。今回のレースは9月24日（土）に行われた第16戦の結果でグリッドが決まっており、太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）がポールポジション。木村偉織（HFDP WITH B-MAX RACING）が2番手、3番手に第17戦でチャンピオンを決めた小高一斗（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）がつけた。
第17戦でクラッシュしたDRAGON（TEAM DRAGON B-MAX 320）、今田信宏（JMS RACING with B-MAX）のふたりも車両修復が完了し、11台が揃って午後2時20分、決勝レースの火ぶたが切って落とされた。
第18戦 スタート■木村が好発進も太田がトップをキープ
レッドシグナル消灯とともに、素晴らしい蹴り出しをみせたのは2番手スタートの木村。ポールポジションスタートの太田も悪いスタートではなく、まるで第16戦と同じように2台は競り合いながら1コーナーに入っていった。
しかしアウト側から2コーナーに向けてアプローチした太田はトップをキープし、2番手に木村、3番手には小高が続いていく。しかし、1周目のアトウッドカーブでは小高のインに4番手スタートの野中誠太（PONOS Racing TOM’S 320）が飛び込みこれをオーバーテイク。野中が3番手に浮上した。
その後方では、5番手スタートだった菅波冬悟（Byoubugaura B-MAX Racing 320）がポジションを落とし、野中に次いで小高、平良響（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）、さらに古谷悠河（Deloitte. HTP TOM’S 320）とTOM'S勢が続いた。
トップの太田に対し、2番手の木村は序盤から中盤にかけて肉迫。7周目には1分23秒492のファステストラップをマークするなど太田にプレッシャーをかけていった。
太田格之進（HFDP WITH TODA RACING）■マスタークラスはDRAGONが勝利
ただトップを走る太田は18周のレースで最後までトップを譲ることなく、最後は1.099秒のギャップで木村を退けトップチェッカー。今季4勝目を飾りシーズンを終えることになった。2位は木村、3位は第14戦以来の表彰台となる野中となった。
4位は2022年チャンピオンの小高、5位は平良響（Kuo モビリティ中京 TOM’S 320）、6位は古谷悠河（Deloitte. HTP TOM’S 320）という結果に。ロベルト・メルヒ・ムンタン（B-MAX Racing 320）は9位でスポット参戦の週末を終えることになった。
マスタークラスは、今田信宏（JMS RACING with B-MAX）がトップでオープニングラップを終えるが、2周目にDRAGON（TEAM DRAGON B-MAX 320）がこれをオーバーテイク。第13戦以来となる優勝を飾りシーズンを終えた。
