全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第1戦/第2戦予選上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第1戦/第2戦予選上位ドライバーコメント

2023/05/20

木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

■第1戦/第2戦 予選ポールポジション
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「ここまで専有走行はすべてウエットコンディションで、全車ともドライはほぼ走っていない中でのいきなりのアタックになりました。タイヤも変わっているし、実際どうなるかまったく分からない状況で、昨年のイメージを頭に入れながらアタックをしましたが、気温が上がれば上がるほどバランスも変わっていくし、それに対してアジャストしていくのはとても難しかったです。ただ自分が描いていたドライビングができればポールポジションは獲れると思っていて、それを達成できて結果に繋がったことに喜びを感じています。シリーズを考えても貴重な2ポイントが獲れました。ペースが良いのは間違いないので、あとはスタートをしっかり決められればと思うので、集中していきたいです」

イゴール・オオムラ・フラガ

■第1戦 予選2番手/第2戦 予選4番手
(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX/Car No.52/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「このコースを走るのが初めてで、クルマの状況としてもドライで走ったことがほとんどなく、ぶっつけ本番という状況を考えると良い結果になったと思います。ここから決勝、さらに今後に向けてさらに高いパフォーマンスに繋げられるかが重要です。ポールポジションを獲った木村選手がチームメイトなので、彼のデータも見ながら、さらにスピードを引き出せるよう学んでいきたいですね」

小出峻

■第1戦 予選5番手/第2戦 予選2番手
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「ぶっつけ本番のドライでの予選になったので、路面にマシンが合っていなかったことと、自分自身も100パーセント完璧にアジャストはできていなかったこともあって第1戦の予選は沈んでしまいました。そこから走りもクルマもしっかりアジャストして、第2戦の予選はタイムを上げることができました。トップには届きませんでしたが、アジャストで足りていない部分もありましたし、沈んでしまった第1戦からリカバリーができたという部分では、このクラスでしっかり戦える証明もできたかなと感じています。決勝も、自分ができるすべてを出して、精一杯戦いたいと思います」

平良響

■第1戦 予選3番手/第2戦 予選6番手
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「おそらくまわりのライバルと違う作戦を採りましたが、それは結果的には良かったのですが、自分のミスやトラフィックに引っかかり、タイムを伸ばせなかったのがとても悔しいです。トップとのタイム差も『これは届いたな』という感触でした。それでも第1戦は2列目のスターティンググリッドを獲得できたので、スタートは狙いたいですし、長いレースでタイヤも消耗していくので、終盤までチャンスはあると考えて、頑張ります」

古谷悠河

■第1戦 予選4番手/第2戦 予選3番手
(Deloitte. HTP TOM'S 320/Car No.36/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「今週ほぼ初めてのドライコンディションで、それはみんな同じ条件なのですが、難しい予選になりました。クルマの面でもドライビングでも合わせられなかった部分があり、そこでロスしたものが大きかったです。第2戦の予選に向けていろいろと修正しましたが、そこも修正幅が足りませんでした。そういった合わせきれなかった部分があり、もったいない予選になりましたが、それでも2列目のスタート位置を確保できたので、優勝を狙って、最低限でも表彰台には上がれるように決勝レースを頑張ります」

今田信宏

■第1戦 予選9番手(マスタークラス首位)/第2戦 予選不通過
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「ほぼ初めてのドライコンディション、初めてのタイヤなので、本当にどこまでいけるか分からない状況でしたね。それもあって、どのくらいプッシュできるのか、いけるのかというのを探りながらのアタックでした。第1戦での経験から、第2戦の予選でアジャストしていったところ、3コーナーで行きすぎてリヤを縁石に乗せてしまってスピンしてしまいました。こういう難しい状況でも若手はきっちりと合わせてくるのはさすがですね。若手とのタイムを極力縮めていくというテーマは変わりません。今回ポールポジションを獲った木村選手がチームメイトで良いベンチマークになってくれるので、少しでも近づいていけるよう頑張ります」

DRAGON

■第1戦 予選10番手/第2戦 予選10番手(マスタークラス首位)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/ThreeBond TOMEI TB14F3)
「第1戦の予選では、作戦が違う若手に追いついてしまったので仕切り直したところ、今度は黄旗が出ていてアタックができず、その翌周が時間の面で最後のチャンスでしたが、もうタイヤがオーバーヒートしていて、まともにアタックできませんでした。第2戦は出ていくタイミングを変えたので他のマシンに追いついてしまうようなことはなかったですが、今度は一番タイムが出る周に赤旗が出てしまって……。今回の予選はまともにアタックできませんでした。このタイヤでこの暑さでレースをするのは初めてで、しかも第1戦が一番長い距離。手探り状態での戦いになるでしょうが、まずは無事に全員が走り切れればと思います」