全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第1戦 決勝上位ドライバーコメント

木村偉織

■第1戦　優勝
（HFDP WITH B-MAX RACING／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「ポールポジションからのスタートだったので、スタートさえ決めれば勝てると集中しました。その後はペースを抑えたというよりは、この新しいタイヤでロングランのチェックがほとんどできていない状況だったので、まずは完走することが第一だと、タイヤと相談しながら走りました。もともとオートポリスは自分と相性が良いコースだと自信をもっています。残り2戦もスタートがうまく決まれば連勝できると思っているので、シリーズを考えてポイントをしっかり獲ることができるよう、考えて戦っていきたいと思います」

平良響

■第1戦　2位
（モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC／Car No.1／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「イゴール選手がストールしたのを見ながら、自分は安全にスタートして2番手に上がりました。もうひとつ前も狙いたかったのですが、木村選手もシリーズ2年目ですし、スタートはうまいだろうと思っていて、そこには追いつけませんでした。木村選手に追いついたところで、タイヤの様子を見ながら走っているんだろうな』と思いましたが、僕もハンコックタイヤは初めての経験なので、僕も同じように様子を見ながらの走行でした。うしろを気にするとペースが落ちてしまうので、なるべくミラーを見ずに前だけ見ようと考えて頑張りました。明日は、第2戦が6番手と後方からのスタートですが、第3戦は勝ちが狙える位置からのスタートなので、得意のスタートで1コーナーを決めたいです」

古谷悠河

■第1戦　3位
（Deloitte. HTP TOM'S 320／Car No.36／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「4番手グリッドからのスタートでしたが、スタートでイゴール選手をかわして3番手に上がり、前半はタイヤをセーブしながら、最後にまわりのタイヤがたれてきたときに狙えるように、と考えていました。途中からペースを上げて、平良選手や木村選手に近づきましたが、近づくほどダウンフォースが抜けてしまい、ある程度のギャップが開いた状態でフィニッシュしました。タイヤがつらくなってくるというよりも、近づくとダウンフォースが抜けてペースが下がってしまい、離れたらペースが上がるの繰り返しでした。レースペース自体は悪くなかったと思いますし、明日に向けては良いデータも得られました。明日のレースはどちらも3番手スタートなので、どちらかで優勝できるように頑張ります」

今田信宏

■第1戦　9位（マスタークラス優勝）
（JMS RACING with B-MAX／Car No.4／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「チームメイトと接触はしたくなかったのですが（イゴール・オオムラ・フラガと接触）、残念でしたね。マシンにダメージを負ってしまいましたが、それでもペースは悪くなかったです。長い距離のレースなのでタイヤの消耗も気になっていましたが、僕の場合思ったよりも後半のたれは少なかったです。明日の第2戦はうしろからのスタートになりますが、しっかりと食らいついていって、どこかのタイミングでオーバーテイクして、また勝ちたいです」