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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦 決勝上位ドライバーコメント
平良響
■第4戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「やっとだな、というところ。菅生はTOM'Sとしても僕自身としても得意としているコースなので、まず1勝といったところです。明日も2レースあるので、気を引き締めて、今日の調子で行けば3連勝も可能だと思います。とはいえスタートは重要ですし、うしろのライバルたちも絶対仕掛けてくると思うので頑張りたいです。木曜の占有走行ではほんの数周しかドライコンディションで走れていませんでしたが、その数周の中で本当に細かいヒントを探り出して、エンジニアと濃密に話をしたことで、決勝に向けた良いクルマを作ることができたと思います。レース中はファステストラップのタイムを聞いた時に『コンマ1秒足りない』とピットから言われ、タイムを出すには次の周しかチャンスがないと思い、いったんクールダウンしてからプッシュしてファステストラップを取り返しました。終盤はうしろとギャップもありましたし、リスクを取らずにマージンをもって走りました。今週は最高の週末にするしかありません」
イゴール・オオムラ・フラガ
■第4戦 2位
(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX/Car No.52/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「木曜日と金曜日はほぼドライで走行ができず、第1大会のオートポリスと同じ流れで、スタート順位もオートポリスとまったく一緒の感じがあったので、またスタートを失敗したらどうしようと思いましたが、そこそこ良いスタートが切ることができました。ただ課題が残るレースだったとは思うので、これからエンジニアとミーティングをして、どうしたら改善できるかを見ていきたいです。結果は良かったので、それはポジティブにとらえています。ちょっとクルマがピーキーな印象なので、明日に向けてドライビングでもクルマの面でもどうしていけるか、しっかり決めていきたいです。うまくスタートが決まれば優勝も不可能ではありません。ただ予選でもあと一歩足りないという雰囲気があるので、どうやってほかの選手より速くなっていけるか、成長していきたいです」
木村偉織
■第4戦 3位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「イゴール選手にプレッシャーをかけて、仕掛けるチャンスがあればと思っていました。しかしいけそうな瞬間は何度かありましたが抜くことはできず、スタート順位どおりでフィニッシュすることになりました。シーズンを通してこういうレースもあると思うし、ポイントを持って帰れることはポジティブです。明日は平良選手を抜いて連勝を止められるようにしたいですね。ひとつでも上のポジションでゴールできるよう頑張ります」
今田信宏
■第4戦 8位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「スタートの混乱もあり、DRAGON選手と畑選手でバトルをしてくれたので、いくらか楽な展開になりました。ただファステストラップを取られてしまったのは悔しいですね。ちょっとプッシュしなければいけないけど、タイヤの消耗もあったし、取り返すことはできませんでした。菅生はスタートで負けなければそう簡単にオーバーテイクはされないと思うので、要所要所を締めて、しっかりと走りたいと思います」