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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第7戦/第8戦予選上位ドライバーコメント
平良響
■第7戦 予選ポールポジション/第8戦 予選3番手
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「第7戦の予選については良い感じでアタックすることができました。路面温度も風向きも昨日までの専有走行とはまったく異なりましたが、その違いを考えながらアタックすればタイムは出るだろうと思っていました。アタック中はS字の時点でもうクルマの良さを感じることができましたね。ただ第8戦の予選についてはタイムアップするだろうと思っていたのに、タイムも順位も落ちてしまい非常に悔しいですね。自分としてもコーナリングで遅さを少し感じていたので、悪いときの自分が出てしまいました。とはいえ最も大事なのは第7戦の予選だと思っていたので、それを獲ることができたのはすごく大きいです。3連勝はちょっと遠くなってしまいましたが、第7戦はしっかりと獲りたいですね」
木村偉織
■第7戦 予選5番手/第8戦 予選ポールポジション
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「第8戦は本来のパフォーマンスを引き出せただけ……という印象ですね。一方で第7戦については、セットアップやコースコンディションなど、複合的な要素に対してミスジャッジをしてしまいました。ドライビングとしても伸びしろがありましたし、自分のイメージとずれた時にどうしても自分の100パーセントが出し切れないところもあります。第2大会に続いて1回目の予選が良くない状況になってしまったので、悔しいです。オーバーテイクは難しいので第7戦では1ポイントでも多く獲りたいと思います。雨だったらまた違う展開もあるかもしれませんけどね。第8戦はポールポジションからですし、しっかりと獲れるところで獲っておきたいです」
小出峻
■第7戦 予選2番手/第5戦 予選5番手
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「これまでの2大会では、1回目の予選で沈んでしまい、2回目の予選で上がってくることが多く課題にもなっていたので、今回第7戦でしっかりとタイムを出せたことは良かったです。しかし今回は逆に第8戦の予選で沈んでしまったので、そこは今後しっかり考えなければいけませんね。ただ週末全体を考えると、第7戦の結果が第9戦のグリッドに繋がりますので、重要度は高いと思っています。その点で第7戦で良いグリッドを得ることができたのはすごくポジティブに捉えています。第7戦は天候がどうなるかは分かりませんが、このスーパーフォーミュラ・ライツはグリッドで前にいることが有利になるので、積極的にいこうと考えていますし、これまでのレースのなかでいちばん楽しめるかな、と思っています」
野中誠太
■第7戦 予選4番手/第8戦 予選2番手
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「ようやく元の位置に戻ることができたという印象ですね。予選では昨日までの専有走行とは大きく変化があり、路面温度と風向きが変わっていましたが、第7戦のアタックではその点のアジャストが足りなかった印象がありました。第8戦に向けて遅いところが明確だったので調整していきましたが、それでもまだ少し足りませんでしたね。ベストラップでの走路外走行の自覚もありましたし、伸びしろはまだまだあると思っています。そのくらいのクルマのポテンシャルまでやっともってくることができました。自分のドライビングのレベルも上げればポールポジションも狙えた予選だったかなと思います。これまで天気予報があまり当たっていないので、第7戦は天候がどうなるか分かりませんが、第9戦のこともあるので、スタートが重要になると思っています。ペースも悪くないので、スタートに集中して良いレース運びをしたいと思います」
イゴール・オオムラ・フラガ
■第7戦 予選3番手/第8戦 予選不通過
(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX/Car No.52/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「第7戦の予選はすごくポジティブでした。計測1周目ではミスもあったのですが、最後に合わせ込むことができて3番手につけることができました。この大会は木曜からすごく苦戦していて、いろんなことをやっていたのに進歩できず、『今週はどうなってしまうんだろう』と思っていましたが、いろいろなものを変えて良い方向にいき、今日になってぶっつけ本番で試したものが機能してくれたおかげで、すごく乗りやすくなりました。チームに感謝したいですね。ただ、第7戦の予選を終えた後のピットに戻ってくるところで、ダッシュボードの表示が急に消え、4速から動かなくなってしまって。修復を目指しましたが、思った以上に大きなトラブルだったようで第8戦の予選はアタックできませんでした。不幸中の幸いと言いますか、第7戦で前からスタートすることができるので、良いポジションでフィニッシュして第9戦に繋げたいです。週末のうち2レースでチャンスをもっていると思いますし、チャンピオンシップを考えてポイントを獲っていきたいです」
畑享志
■第7戦 予選12番手(マスタークラス首位)/第8戦 予選10番手(マスタークラス首位)
(A-NeKT with B-MAX 320/Car No.53/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「今日の予選では、専有走行4回目までのウエットコンディションからの自分の切替があまりできていなくて、ステアリングが切れずに手アンダーを出してしまい、めちゃくちゃ遅かったです……。第8戦の予選ではウイングの角度をつけた結果曲がるようになったので、そこは良かったです。DRAGON選手に対してどんなタイム差かな……と思っていたのですが、DRAGON選手が走れず差がよく分からないまま終わってしまいましたね。とりあえず決勝レースは雨が降ってほしいです。ウエットの方が若手との差も縮まりますしね。今大会はしっかり3レースとも走り切っていきたいですね」