全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第8戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第8戦 決勝上位ドライバーコメント

2023/07/02

木村偉織

■第8戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「ポールポジションからのスタートで、ファステストラップも狙うつもりで序盤からプッシュしました。ロングランのテストをしていなかったので、後半にタイヤが保つかの不安もありましたが、ポールとファステストのポイントを獲るべくペースを上げていきました。ある程度ギャップを築くこともでき、その後はそこまでプッシュする必要もなくなったので、コントロールすることができたと思っています。第7戦ではああいった展開となってしまいましたが、やはり前でスタートできなければそういうリスクはありますし、自分のせいでもあるので仕方ないと受け止めています。第9戦も頑張りたいと思っています」

平良響

■第8戦 2位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「率直に嬉しい2位になりました。ファイナルラップの最後のシケインで逆転することができたのは、自分の強さを証明できたレースではないかと思っています。途中、追いつくけれど乱気流で近づけない状況が続き、心が折れそうな場面もありましたが、近ければ近いほどミスを誘えると思っていたので、最後はシケインでインを差して逆転することができ本当に良かったです。ファイナルラップは、スプーンふたつ目の立ち上がりが野中選手より自分の方が良かったです。野中選手がわずかにアウトにふくらみ、加速が鈍ったところが重なったというところです。木村選手とのポイント争いでも3位と2位ではぜんぜん違いますし、このシリーズは本当に1点が大事なので、大きな2位になったと思います。みんなスタートが得意なので、第9戦で順位を上げるには自分が大成功しなければいけません。第8戦と同じく、ミスを誘えるように頑張っていきたいです」

野中誠太

■第8戦 3位
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「悔しいファイナルラップになってしまいました。スタートからなかなかペースを上げることができず苦しい展開となりましたが、優勝を狙った攻めたセッティングがうまく当てはまらず、集中力を保つのが難しい状況でした。スプーンをしっかり抑えれば仕掛けられるリスクが少なくなることは分かっていましたが、終盤の3〜4周は苦しい状況でした。ちょっとしたミスでああいった相手のチャンスになってしまったので、僕の集中力が足りなかったと思います。最後はミラーで見ていて、平良選手が動いた瞬間に僕は動けない状況になってしまっていました。ここまでの2戦はスタートも良いですし、自分がやるべきことをやれているので、第9戦もコンディションが難しいレースになるとは思いますが、チームの皆さんとコミュニケーションをとり、良いクルマで、良い集中力をもって臨んでいきたいです」

畑享志

■第8戦 11位(マスタークラス優勝)
(A-NeKT with B-MAX 320/Car No.53/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「身体をできるだけ冷やして臨んだので、暑さは大丈夫でした。ただ相変わらずスタートが上手くなくて(苦笑)。蹴り出しは良かったのですが、まわりを見ていたらレブリミットまで当たってしまい、失速して先行されてしまいました。うしろから追い上げていましたが、6周目に130Rのイン側からDRAGON選手をオーバーテイクすることができました。セットアップを変更したことで、ステアリングを切れるようにしたら予選と同じようなラップを記録することができましたし、良くなってきたと思います。次の第9戦は8番手グリッドからなんですよね。それが辛そうですが、まわりからできるだけ粘れと言われているので、頑張ります」