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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第10戦 決勝上位ドライバーコメント
エンツォ・トゥルーリ
■第10戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S 320/Car No.37/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「本当に今日はすべてがうまくいったね。僕自身初めてのポールポジション獲得だったけれど、予選が課題だと思っていたので嬉しかった。それにレースでもスタートがうまく決まり、序盤の5周くらいはタイヤを痛めないように気をつけながらギャップを作ろうと頑張ったんだ。中盤に入ってからはリズムを崩さないことを意識して、終盤はファステストラップを狙いにいき、それが実現できたことも嬉しいよ。専有走行ではアクシデントもあってクルマにダメージを受けてしまったけど、チームのみんなが頑張ってくれたことで今日は走ることができたので、みんなの頑張りがこの結果に繋がったと思う。明日は今日と比べてレース距離は短くなるけど、使うタイヤも違うので、タイヤを使いすぎないよう気をつけていきたいね。毎戦向上していくことはとても難しいけど、今年はそれを目標にしているんだ。明日も良いペースをつかんで、良いレースをしたいね」
堤優威
■第10戦 2位
(Rn-sports F320/Car No.10/Rn-sports/SPIESS A41)
「ここまでシーズン前半は非常に苦しい戦いでした。やっと表彰台に立てて、応援してくださっている皆さんやチームの皆さんに感謝しています。今週は持ち込みセットを今までと大幅に変えてきたのですが、それがうまく当たり、予選も自信をもっていけました。決勝はスタートしかチャンスがないだろうと考えていて、うまく成功してこの位置をキープできました。ドライコンディションのレースで表彰台を獲得できたことは自信に繋がりましたね。後半は平良選手からのプッシュを受け続けましたが、結果的に抑えきってゴールできたのは満足です。ただ今日見つかった課題を明日は克服して、もう少し逃げられるように頑張ります。スタートはうまく決めて、チャンスがあれば抜く積極的なレースをしたいです」
平良響
■第10戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.1/TOM'S/TOYOTA TOM'S TAZ31)
「スターティンググリッドがいつもよりうしろの位置で、ふだんとは違う景色からのスタートになりました。ただ得意としているはずのスタートがまったくダメで、エンジンストールした古谷選手をかわしただけでした。レース中は小出選手を抜いたものの、そこからずっと堤選手を追いかける展開で、最後まで抜くことができなかったのは残念です。それでも、明日はポールポジションからと3番グリッドからのスタートで、2レースで優勝を狙える位置を手に入れられたことは大きいです。明日も頑張ります」
今田信宏
■第10戦 10位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING with B-MAX/Car No.4/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「最近DRAGON選手のスタートが本当に良いんです。僕もそんなに悪いとは思わないのですが、DRAGON選手が抜群に速かったですね。その後、エンジンストールでうしろに下がっていた若手のドライバーがポジションを上げていくところで、DRAGON選手が追いやられた隙にポジションを取り戻すことができました。見る側にとっては競り合いにならずあまり面白くなかったかもしれないですが、ドライバーとしてはこういう展開の方がありがたいですね。明日の2レースもクラストップからなので、今度はスタートをきっちり決めたいと思います」