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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第14戦 決勝上位ドライバーコメント
小出峻
■第14戦 優勝
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING/SPIESS A41)
「昨日の第13戦のペースを考えれば、今日もペースは悪くないだろうという自信はありました。2番手からのスタートだったので、自分としてはスタートにすべて集中しましたね。それもあって今日は昨日よりも良いスタートが切れたと思っています。そこからはトップに立ってしまえば、昨日と同じレースになるだろうと思っていたので、うしろとの距離感を保ちつつ、自分のペースをコントロールし、チェッカーまで安全にリスクを取らずに走るという目標で走りました。今日は朝のレースとなりましたが、ある程度気温が低い状況での傾向は理解していましたね。チームとしては地元レースでの連勝となりましたが、もちろん3連勝ということも視野に入れています。獲れたら良いな、とは思いますが、自分としては結果は後からついてくると思っているので、あくまでレースひとつひとつを徹底してやっていくだけだと思っています。第15戦もリスクがあるなかで無理に勝利を掴みにいくことはしません。いけると思ったらいきますし、無理だと思ったら引こうと思っています」
イゴール・オオムラ・フラガ
■第14戦 2位
(FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX/Car No.52/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「単純に悔しいです。スタートは昨日よりもうまく決まった感覚はあったのですが、1コーナーに到達するまでにクルマ半分くらい小出選手に先行されてしまい、かぶせることもできず、うしろに入ってしまいました。その後はオーバーテイクも難しく、隊列のままずっとゴールまで走った感じになってしまいましたね。今日はせっかくポールポジションからのスタートだったので、本当に悔しいです。レースペースは悪くはなかったとは思います。小出選手と同じようなペースで走れていたので、そこはあまり不満はありませんでした。それだけにスタートがうまくいかなかったのが残念ですね。第15戦こそスタートをうまく決めたいです」
木村偉織
■第14戦 3位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「スタートもうまくいきましたが、その後はイゴール選手の前に出られたわけでもなく、ファステストラップを狙いに二度に渡って大きなギャップを開け、1点でも多く持って帰ろうという気持ちで最後まで諦めずに走っていました。できることはすべてやったつもりだったのですが、ファステストも奪われてしまい、それだけに歯がゆい気持ちですね。ファイナルラップについては、平良選手がペースを上げていると聞いたので、ペースを落としてダーティエアに入れば……と、やれることをやり切るつもりでしたが、それも叶わずでした。第15戦はスタート順位も一番うしろからですが、抜きにくいコースで難しいところはあるものの、無得点で終わるくらいならアグレッシブにいって1点でも持って帰れるような収穫のあるレースにしたいです。ガンガンいきたいです」
DRAGON
■第14戦 8位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON B-MAX 320/Car No.30/B-MAX RACING TEAM/SPIESS A41)
「ポールポジションスタートだったので、スタートを決めれば抜かれないだろうとは思っていましたが、今田選手が素晴らしいスタートを決めて前に出られてしまいました。ただ、確認しなければいけませんが、セーフティカーが出たタイミングが微妙で、僕としてはラッキーなかたちになりました。今田選手に少し勘違いがあったのか、そのタイミングで抜けたというだけですね。昨日の第13戦同様、抜けずに終わっていたという可能性もあったので、結果的にはラッキーで勝てたと思っています。ただそのなかでファステストラップを獲れたのは良かったですね。第15戦は僕の方がうしろからなので、前にさえ出られれば抜かれないと思っています。スタートしか勝負はないので、そこを頑張ろうと思っています」