全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第16戦／第17戦予選上位ドライバーコメント

木村偉織

■第16戦／第17戦　予選ポールポジション
（HFDP WITH B-MAX RACING／Car No.50／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「今日はコース上にウエットパッチも残るコンディションでどうなるかな……と思っていましたが、クルマがすごく良い状況だったので、自分も自信をもってアタックをすることができました。それがダブルポールポジションに繋がった要因ではないかと思っています。とにかくポイント差を考えても追いかけるしかないと思っています。まずはチャンピオンのことは深く考えず、今週末はとにかく3連勝して終わることだけしか考えていないので、ひたすらそこに集中していきたいと思っています」

小出峻

■第16戦　予選2番手／第17戦　予選5番手
（HFDP WITH TODA RACING／Car No.2／TODA RACING／SPIESS A41）
「木曜の専有走行での位置を考えると、第16戦の公式予選での2番手という順位は悪くないと思っています。ただタイムが首位と離れているので、そこは自分としては悔しいところですね。今年はスーパーフォーミュラ・ライツ参戦1年目でチャンピオン争いに加わることができているので、自分としてはチャンピオンを獲りたい気持ちもありますし、今日の第16戦にはそのチャンスがあると思っています。自分には失うものはないので、いけるだけいきたいと思っています」

イゴール・オオムラ・フラガ

■第16戦　予選4番手／第17戦　予選2番手
（FANATEC-GRAN TURISMO with B-MAX／Car No.52／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「専有走行初日のコンディションにはクルマが合っていてトップタイムを出すことができましたが、まだもう少しトラクションが欲しいと思っていました。ただ金曜に雨が降ってラバーが流れてしまったので、予選ではコースインしたらトラクションが厳しくて、思った以上にタイムが伸びませんでした。第17戦ではその点を修正して、木曜ほどではありませんが改善することができ、2番手につけることができました。第16戦も第17戦もスタートをうまく決めることができればまだチャンスはあるはずなので、この第6大会ではせめて表彰台にぜんぶ乗って帰りたいです」

菅波冬悟

■第16戦　予選3番手／第17戦　予選4番手
（B-Max Engineering 320／Car No.53／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「僕自身がスポット参戦なのでなるべく多く走りたかったのですが、専有走行の金曜は雨でドライ路面が走れず、あまり走ることができない不安もあるなかで迎えた予選でした。（木曜は関口選手が乗車）。
ただ自分は昨年もレースをしていたので、ここは勇気をもっていけばなんとかなる……と課題をもって臨みました。その中では良い結果が残せたのではないでしょうか。第17戦は2カ所ほど失敗してしまい、もっと下の順位かと思っていたのに4番手だったので、残念でしたね。この状況のなかでベストに近いところは出せたと思いますが、自分の弱さも出たと思うので、そこを改善することができればもっと良いドライバーになれると課題も見つかりました。悔しいですが、今からアタマをスイッチして、決勝はひとつでもポジションを上げられるように、表彰台をマストの目標にして頑張りたいです」

平良響

■第16戦　予選7番手／第17戦　予選3番手
（モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC／Car No.1／TOM'S／TOYOTA TOM'S TAZ31）
「第16戦の予選はセットアップもそうですが、アタックでもミスをしてしまい、7番手と沈んでしまいました。第17戦については気持ちを切り替えて、セットアップを変更してアタックすることができたのですが、及ばず3番手となりました。第16戦の予選からはすべてが良くなったのですが、逆に第16戦はなんだったのか……という感じですね。この位置になってしまいましたが、もう追い上げるしかないと思っています。第16戦はマストで3位、明日は3位から優勝したいです。簡単にはチャンピオンは獲れないということですね」

今田信宏

■第16戦　予選10番手（マスタークラス首位）／第17戦　予選10番手（マスタークラス首位）
（JMS RACING with B-MAX／Car No.4／B-MAX RACING TEAM／SPIESS A41）
「この公式予選では路面コンディションが悪いだろうと感じていました。若手の皆さんもタイムが落ちているような感じがしましたしね。そのなかで、第16戦から第17戦に向けてセットアップも変えていき、セットアップもランプランとしても良い予選にできたと思っています。この大会に向けては、11ポイント差でDRAGON選手をリードして臨めていますが、有効ポイント制ではないので、0ポイントで終わってしまうと逆転されてしまいます。ただ今回は1勝して、あとはすべて2位でもチャンピオンを獲ることができますが、3連勝するつもりでフルプッシュして走りたいと思ってます」