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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第4戦/第5戦予選上位ドライバーコメント
小林利徠斗
■第4戦 予選ポールポジション/第5戦 予選2番手
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「ポールポジションは、あくまで走り終わった結果で他人との比較だと思っています。それよりも昨日までの自分と比較して、ある程度走り方が見えてきて、良い方向に向かっていることが分かったので、それが嬉しいです。今まで自分が乗ってきたクルマと比べてスーパーフォーミュラ・ライツのクルマはとてもシビアな部分があるので、これまで自分が思っていた速い走りがタイムに繋がらなかったりして、苦労していました。ひとまず今回の予選でそれがある程度まとまったので、他のコースでも同じようにタイムを出していけるようにしたいです。決勝は、もちろん勝ちたい気持ちもありますが、シーズンを見据えてもっと成長していけるよう、確実に経験を積めるようなレースをしていきたいです」
小出峻
■第4戦 予選5番手/第5戦 予選ポールポジション
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「今シーズンの開幕戦で、タイヤも昨年から変わっていて、まだまだ分からない部分が多いと感じています。今回予選のカギになったのは、スーパーフォーミュラの走行後でSFのラバーが路面に乗っていることだと思っていました。昨年も同じような状況で走っていますが、ライツのタイヤメーカーが変わっているので、そのゴムとのマッチングというところが未知でした。第4戦の予選はマシンバランスが思っていた方向と違っていたので、セッティングや走らせ方、タイヤの使い方などでアジャストした結果、第5戦の予選でトップタイムを出すことができました。うまく調整できましたね。決勝レースに関しても未知な部分が多いので、まわりに惑わされることなく、自分ができる精一杯を出していきたいと思っています」
野中誠太
■第4戦 予選2番手/第5戦 予選6番手
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.36/TOM'S)
「レースウイークを通じてずっとドライコンディションなので、これにどううまくセットアップとドライビングを合わせていけるかというだけで、誰がトップをとってもおかしくないような状況でした。そんな中で、今日の走り出しがいきなり予選になりましたが、うまくイメージをしてきたのでそれなりにまとまった走りはできたと思います。ただ第5戦の予選に関しては、想定していたコンディション変化があまり起きなかったので、予想を外してしまった感じです。悪い部分は分かっていますし、あまり不安はありません。決勝はここまでの経験を活かして、1周目から集中していきます」
荒川麟
■第4戦 予選3番手/第5戦 予選5番手
(TEAM DRAGON 324/Car No.13/TEAM DRAGON)
「専有走行ではあまりクルマをいじらず、自分の走らせ方でいろいろ修正してここまで進めてきました。今までF4などでしか走ってきたことがなく、10分間のセッションでアタック1周というような予選は経験してこなかったので、いざ予選となったときに緊張してしまい、思うように走れなかったのが残念です。決勝レースは、ひとまずスタートをしっかり決めることを意識しています。序盤はそれほどまわりと差がないと思うので、後半に向けてしっかりとタイヤもマネージメントして、チャンスが来たときにしっかりと抜けるように頑張ります」
中村仁
■第4戦 予選7番手/第5戦 予選3番手
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S)
「昨日の専有走行の最後のセッションでトップタイムを出せていたので、同じ感覚で、特に難しいことも考えずに自分の走りをしようと第4戦の予選に臨みましたが、結果的にはミスもあったりして、悪いところが目立つセッションになってしまいました。第5戦に向けてはだいぶ修正できましたが、今度はウォームアップの部分で自分に問題があったりして、良いセッションにはできませんでした。2回の予選で違う課題を見つけられたことは、次に向けてはポジティブかもしれませんが、結果は悔しいです。第4戦は7番手からのスタートなので、できる限りポジションを上げたいです。そのためにはスタートが重要なので、良いスタートを切れるようにできる限りのことをやっていきたいです」
今田信宏
■第4戦/第5戦 予選9番手(マスタークラス首位)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「昨日まで専有走行の中でタイヤに関してもいろいろと探り、今日は気温がだいぶ上がったのでアウトプッシュのやり方で予選を走りました。それがバッチリとハマったなという感じです。タイヤの印象として、一度アタックすると2周目にはタイムが出ないような感じなので、次からは皆さんも同じようなアタックの仕方になるでしょうね。ジェントルマンはこれまでどちらかというと、周回数を走ってどんどんタイムを上げていくという予選の流れでしたから、そこは今年変わってくるところではないかと思っています。2レースともクラスの先頭からスタートできるので、ポール・トゥ・ウインで3勝したいですね」