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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第6戦 決勝上位ドライバーコメント
野中誠太
■第6戦 優勝
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.36/TOM'S)
「いつもどおりスタートを決めればチャンスは必ず来ると思っていて、そのとおりスタートはうまくいきました。うしろにニュータイヤの選手が上がってきて、ミラーに見えたときにはかなり苦しい展開になるだろうと思いましたが、1コーナーで並ばれた時は、早めにディフェンスも始めて、しっかり守ることできたと思っています。そこから先も厳しくなっていくかとは思いましたが、自分のペースも悪くなかったので、タイヤマネージメントのことを考えながら、前だけを見て走りました。そのあたりは昨日の第4戦の経験を活かせたと思います。この週末、第5戦の予選タイムは悔やまれますが、レース自体は3レースとも良いレースができたと思います。ただレースの運び方に関して自分に経験があるだけで、ルーキードライバーたちも経験を積んで合わせきたら、こんなにうまくはいかないと思うので、自分自身もレベルアップしていけるよう、引き続き気を引き締めてやっていきたいと思います。次戦以降、コースよりも季節が進んで路温が上がっていくことが重要なポイントになると思います。予選に関しても、今回ポールポジションを獲れているわけではないので、一発の速さもしっかりと磨いていきたいです」
ケイレン・フレデリック
■第6戦 2位
(Pilot ONE Racing with B-MAX/Car No.1/B-MAX RACING TEAM)
「ニュータイヤでスタートしたけれど、序盤にプッシュしすぎてタイヤを使いすぎてしまったね。苦しい中でのレースになったけれど、表彰台に上がることができてうれしく思っているよ。木曜、金曜の専有走行ではどんな状況でも速いタイムを出せていたので、予選で失速した原因はまだ分かっていないんだ。それはこれから調べる必要があります。ただ、レースでは後方スタートだったにも関わらず表彰台を獲得できたのは、ペースはあるということ。次戦のSUGOも僕にとってまた初めてのサーキットだけど、まだ時間はあるから、しっかりと勉強していきたいと思う。予選がキーポイントになるとも思っているので、今回何が問題だったかということもしっかりと調べてクリアしていきたいね」
小林利徠斗
■第6戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「今日は2番手からのスタートだったので、うまくスタートを決めればトップ争いができるかなという状況でしたが、スタート直後にかわされてしまいました。ユーズドタイヤのまま野中選手は逃げ切っているので、僕も走り方次第ではもっとできた部分があると思うと悔しいです。ケイレン選手に抜かれてしまいましたが、ペースは自分の方が良かったので、うまく仕掛けるタイミングを見計らって、仕掛けにいけたら抜くことができたかもしれません。ただその状況にもっていくには自分のクルマに対する理解度が足りず、チャンスをつかめませんでした。そういった理解度を早く高めないといけないと感じています。このオートポリスも抜きづらいコースですが、次戦のSUGOも同じです。ただどこのサーキットに行ってもやることは同じなので、クルマへの理解度を高めてどんな場面でも戦えるようにしたいです」
今田信宏
■第6戦 9位(マスタークラス優勝)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「なんとか3連勝できました。レース序盤、100Rを失敗してハーフスピンしそうになったところでDRAGON選手に並びかけられてしまいました。うしろからスタートした若い選手を先行させようとしたところで、DRAGON選手も狙っていたようで、インを閉めるときに少し接触があったのは申し訳なかったなと思っています。お互いに少しクルマにダメージを負ってしまったので、僕はペースが上がらなくなってしまいました。美しい形ではありませんでしたが、とりあえず3連勝できたので良かったです。このタイヤの理解も進みましたし、それを自分の走りに反映しながら、次戦も予選で前にいって連勝を続けたいですね」