TOPICS
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第10戦/第11戦予選上位ドライバーコメント
中村 仁
■第10戦 予選ポールポジション/第11戦 予選3番手
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S)
「初めてのポールポジションに関しては嬉しい気持ちはありますが、予選全体でみるとあまり納得がいく結果ではなかったかなと思っています。第10戦の予選に関しては、走りの面で悪いところはあまりなかったです。第11戦も同じ結果だったら嬉しかったのですが、こちらを獲れなかった悔しさが大きいです。間の取り方がうまくなかった部分もあって、それでタイヤもきっちりと温めきれませんでした。前回、今回とかなり克服できていた課題だと思っていたので、それがうまくいかなかったことが悔しいです。決勝はスタートが命ですが、富士はオーバーテイクもできるので、スタートが決まっても安心できないし、もし決められなくてもチャンスはあると思っています。速さはあるので全部のレースを獲りにいくつもりで臨みます」
小林利徠斗
■第10戦 予選2番手/第11戦 予選ポールポジション
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「アタック自体は、1周をある程度まとめられた部分はあるものの、完全にクルマの限界で攻めきれたというほどでもなかったので、ポールポジションと聞いて嬉しい気持ちはありますが、悔しさと半分半分です。結果はもちろん大事ですが、それよりもまず、ちゃんと自分の中で納得できる走りができたかというのが大切だと思うので、その点についてはまだまだ目指すべきところがあるとも感じています。クルマのセッティングは非常に良くて、走りやすく速さもありました。そういうクルマを作ることができたことは良かったです。今回でライツは3大会目、レースだと7レース目になります。まだまだ経験も少ないので毎戦たくさん学ぶことがあります。少なくとも前回よりは成長できているはずなので、それを結果として残せたら良いですし、何より自分で納得がいく決勝の走りができたら良いな、と思っています」
野中誠太
■第10戦 予選6番手/第11戦 予選2番手
(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/Car No.36/TOM'S)
「専有走行からクルマとドライビングをしっかりと煮詰めていって、割と良いところにいるのかなと感じながら、今までよりは自信をもって挑んだ予選でしたが、第10戦では大きなミスをしてしまって、タイヤカスを拾ってしまったのでその後のアタックもダメにしてしまいました。リズムがあまり良くなかったところから、パフォーマンスを出し切れないまま第10戦の予選が終わってしまいました。第11戦ではクルマも少しアジャストしていって、バランスも良かったですし、ドライビングでもそんなに大きなミスはなかったです。タイヤのピークとセクター3がうまく合わなかったところでポールポジションは獲れませんでしたが、これまでのオートポリス、SUGOの予選と比べると、ようやく一発の速さをもってこられるようになったかなと感じます。レースには今までどおり自信がありますし、第10戦が肝になると思っているので、しっかり気合を入れて抜いていきたいです」
小出峻
■第10戦 予選3番手/第11戦 予選5番手
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「今回は今までの大会と違って金曜日に予選がありました。スーパーフォーミュラがまだ走っていない中での予選となったので、路面の違いはあるだろうと予想して、そこに合わせるように進めていきました。そんな中で、専有走行では少しライバル勢に後れを取っているような感じで、予選に向けてはいろいろとチームと話し合いながら試してきましたが、本当に少しの差をなかなか詰められずにセッションが終わってしまいました。自分の中では出し切ったアタックはできましたが、残念な結果になりましたね。今週は耐える週末になりそうな印象です。でも富士はオーバーテイクができるので、この順位からでも上がっていくことは可能だと考えています。できることをきちんとやれば優勝も見えてくるだろうという位置にはいるので、明日からのレースをどのように戦っていくか、いろいろと考えていきたいと思います。レースやロングランに強いチームですし、うまく前に出て勝ちたいですね」
清水康弘
■第10戦 予選8番手(マスタークラス首位)/第11戦 予選11番手
(GNSY 324/Car No.8/GNSY RACING)
「とても嬉しいです。コーチにも来ていただいて、クルマへの理解や取り組み方などを教えていただきながらやってきたことが、結果に繋がりました。木曜日からどんどんといろんなことを試したことで、だいぶクルマに対しての理解が深まってきました。第11戦の予選に関しては気持ちの変化というか、第10戦が良かった分、少し欲張ってしまったかもしれません。今回はマスタークラスの4人が本当に接戦なので、決勝でも面白いレースができたらと思っています」
今田信宏
■第10戦 予選10番手/第11戦 予選9番手(マスタークラス首位)
(JMS RACING TEAM/Car No.4/JMS RACING TEAM)
「今回は専有走行の後、金曜日の夕方に予選が行われるということなので、体力を温存しようと思っていたのですが、昨日の練習でなかなか合わせこめない部分があり、今日の専有走行でたくさん乗ってしまったんです。結果的に、体力なのか目なのか、脳なのか体幹なのか、少し疲れがたまっている感じはあって、もっといけたのにな、最初にできていたことが予選のセッションではできていなかったなと思う部分がありました。第11戦に関しては、清水選手が第10戦と同じくらいのタイムにきっちりとまとめてきていたら勝てていなかったので、これは転がり込んできた結果かなと考えています。富士ですからオーバーテイクは比較的しやすいですし、明日はきっと朝から体も冴えているはずなので、レースの早い段階でオーバーテイクしたいですね。富士ではマスタークラスの4人は接戦になるだろうと思っていましたが、そのとおりになりました。みんな速くなってきているので、ここからは楽しみになるレースが続いていくんじゃないかなと思っています」