全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第11戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第11戦 決勝上位ドライバーコメント

2024/07/20

小林利徠斗

■第11戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S)
「この第11戦に向けてニュータイヤをチョイスしたドライバーがほとんどいない中、僕だけニュータイヤという条件的に有利だったこともあって、ポールポジションからスタートさえ決めれば逃げ切れるだろうと、落ち着いてスタートできたのが良かったです。専有走行からロングランはやってきましたが、周回を重ねてタイヤがどんどん消耗していくことでクルマのバランスがどのように変わっていくかなど、セッティングの面でも走り方の面でも収穫があったので、それは確実にレースに繋がったと思います。僕は第10戦が2番手スタート、第11戦がポールポジションスタートだったので、ポールスタートの方を重視してニュータイヤをこちらのレースで使いましたが、逆にユーズドで戦った第10戦もニュータイヤを履いていたまわりと遜色ないタイムで走れていたので、それは自信になりました。そういう自信がある中で、今回はニュータイヤを履いていったので、気持ちとしても楽に臨めました。優勝はもちろん嬉しいですが、自分の中では最後まで安定して走り切れたことがこのレースでの良かった部分かなと思います。明日の第12戦は6番手スタートになるので、スタート位置としてはかなり混戦の中にいるだろうと予想しています。ペースはおそらく大丈夫だと思うので、できる限り前にいきたいですね」

中村 仁

■第11戦 2位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S)
「第10戦のスタートが本当に致命的で、せっかく初めてポールポジションが獲れたのに、結果に繋げることができなかった悔しさは大きかったので、とにかく普通にスタートを切るぞという心持ちで臨み、しっかりとスタートを切れたのは良かったです。第10戦では小林選手がユーズドタイヤを履いていましたが、ニュータイヤを履いていた僕らとペースにあまり差がなく、逆に向こうが速いところもあったので、立場が入れ替わった今回は自分が彼よりも速いペースで走れるかもしれないという希望は持っていました。ただ最終的には小林選手に敵わずという感じで、悔しいですが、できることはやれたと思います。明日は5番手からのスタートですが、コンディション等、いろいろなことが変わってくると思います。ただ難しいことを考えてもなるようにしかならないと思うので、とにかく自分のベストを尽くすことに集中します」

荒尾創大

■第11戦 3位
(HFDP WITH TODA RACING/Car No.2/TODA RACING)
「トップ2台のペースが速く、なんとか離されないようにと自分のベストを尽くしてミスしないように頑張りました。専有走行のときと比べて、予選のコンディションが思ったよりも変わってしまっていて、専有走行はほとんどトップで終えられたのですが、コンディション変化にうまくアジャストすることができず、それでもトップ3ぐらいには入るかと思っていたので、予選順位はまさかの結果でした。スタートでチャンスを作ろうと考えていて、オートポリスでの大会を終えてからスタート練習をたくさんしてきましたが、やっとコツをつかめてきたというか、少し自信がついてきました。今回は第10戦、第11戦とニュータイヤを使っていません。今日の午前中のレースを見るとニューとユーズドの差はあまりないかなとは思いますが、ニュータイヤのほうが分があるというのを信じて、明日はまた頑張りたいと思います」

藤原 誠

■第11戦 9位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON 324/Car No.13/TEAM DRAGON)
「ニュータイヤかユーズドか、どちらのタイヤをつけるかは迷いましたが、結果的にみんなユーズドタイヤでいくことになったので、イコールコンディションの中でどうなるだろうと思っていました。様子を見るつもりで、最後の5周くらいまで走ったときにどの位置にいるかで勝負をかけようかと最初は思っていましたが、今田選手がスタートで出遅れたり、DRAGON選手も比較的早い段階で離れていってくれたので、逆にこのまま淡々といこうかなと。もし途中でセーフティカーが出てギャップがなくなっても、タイヤが消耗しているという状況にはならないように、なるべくタイヤを使わないように走ることを心掛けました。ある程度のギャップを保てたので、楽ではないですが精神的には安心して走れましたね。明日もマスタークラスの4人で危なくないバトルをして、みんなで楽しく終えられるように走りたいですね」