全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第15戦 決勝上位ドライバーコメント

2024/09/15

小出 峻

■第15戦 優勝
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「今週はずっとクルマの調子が良いことは分かっていたので、毎回のことではありますが、スタートに向けてしっかり練習をして臨んだ結果、良いスタートを切ることができました。本来スタートは得意だと思っているので、どれだけ路面に合わせるかが課題だと思っていますし、スタートは今後も集中しなければいけないポイントだと思いますね。その後は余裕をもった状態で1コーナーに入ることができましたが、うしろを引き離したい気持ちはあったにしろ、チャンピオン争いを考えた上で、後続をいかに引き離すかはあまり意味がないので、優勝することだけを考えリスクを減らすために、タイヤをしっかりマネージメントすることにフォーカスしながら走りました。最後までタイヤは良い状態で、良いかたちでレースを終えることができたと思っています。シーズン後半戦はチームとのコミュニケーションもうまくいっていますし、次戦の鈴鹿も良い結果が出せるだろうと思っています。『チャンピオンが獲れるだろう』という慢心はミスに繋がると思いますので、これからも油断なく、入念に準備して残りの大会を頑張っていきたいですね」

ケイレン・フレデリック

■第15戦 2位
(Pilot ONE Racing with B-MAX/Car No.1/B-MAX RACING TEAM)
「スタートは悪いものではなかったけれど、前に出るまでは至らなかったね。序盤の数周はシュンについていこうとしたけれど、思ったほどペースが良くなくて、しばらくしてからはペースに苦しむことになってしまった。その後はコバヤシが迫っていたこともあって、後半はディフェンシブなレースになってしまったと思う。結果的に2位なので悪い順位ではないとは思うけれど、まだクルマを進化させなければならない部分も多くあるね。次の鈴鹿までは2ヶ月と長いインターバルがあるけれど、鈴鹿も僕にとっては新しい挑戦になる。やることはたくさんあるし、いろいろ勉強しなければいけないと思う。とはいえ、今週はチームとともに良いかたちで結果を残すことができた。鈴鹿も同じような週末にしたいと思っているし、鈴鹿はドライバーとしてすごくクールなコースだと思うので、そんなサーキットで良い結果を残せるように頑張りたいね」

小林 利徠斗

■第15戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「第13戦で3位に入ることができましたが、走り方としてもレース中にかなり掴むことが多くありました。今日は3番手からスタートができたので、それを活かしてさらに上を目指して臨みました。スタートは良かったのですが、上位も同様でした。その後ペースも良かったのですが、オーバーテイクに至るまでの決定的な一手がどこにもありませんでした。ペースとしては上だったので、その点では悪くなかったはずなのですが、ラインどりや駆け引きの仕方など、まだまだ学ばなければならないことはたくさんあると感じています。第13戦の3位は嬉しかったですが、今日はまた少し内容が違いますし、もっと上にいけたレースだったと思います。今週末のレースを経験として、さらに安定したレースができるようにしたいと思います。今週は正直、トップ争いからはかけ離れているところからのスタートでしたが、いろいろなものを見直し、今から予選をやったら違う結果が見えてくるのではないかというくらい、スーパーフォーミュラ・ライツと岡山国際サーキットへの組み合わせに自信がつきました。ただまだまだ未熟なところがあるので、次の鈴鹿に向けても成長していきたいと思います」

DRAGON

■第15戦 10位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON 324/Car No.30/TEAM DRAGON)
「岡山はもともと自分が好きなコースなので、勝ちに行きたいと思っていましたが、こうして3連勝することができて良かったです。スタートでは藤原選手に並ばれ、イン側をとられてしまい先行されてしまいました。またグリッドの後方に荒川選手がいたので、それを気にしすぎてしまいましたね。ただその後は、藤原選手のうしろにずっとついて、どこが自分が速くて、どこが遅いのかを冷静に見て、抜きどころを決めようと思っていました。二度アプローチしたのですが、その2回目で成功して抜くことができました。昨日も同じ場所で当たってしまいましたが、注意していれば当たらないですね。今回3連勝することができ、今田選手がノーポイントとなりましたが、次の鈴鹿はちゃんとみんなに順位がつくようなレースがしたいと思います。マスタークラスはみんな近い実力があるので、当たらずに最後までバトルができれば楽しいですからね。それでもみんな勝ちに来ると思うので、自分も一生懸命やりたいと思います」