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全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第2戦 決勝上位ドライバーコメント
小林利徠斗
■第2戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.38/TOM'S)
「第1戦とは前後が同じグリッドだったので、少しでも改善できるところは改善して順位を上げられればと思って臨みました。ただ相手がいるのがレースですし、昨日はスタートで失敗したわけではなかったのでどうなるかと思いましたが、小出選手のスタートがどちらかというとこのレースでは良くなかったので、すぐうしろにつけることができ、接近戦のなかで僕の方が勢いが上だったので、前に出ることができました。その後のペースも良かったので、最後まで自信をもって走ることができたと思います。トップに立った以上は速く、安定して走ることが最低限ですが、いかに徹底できるかが大事なので、昨日の第1戦で見つけた走らせ方など、いろいろなことを考えながらレースを戦いました。第3戦もまた2番手スタートになりますので、第2戦と同じようなレースができればと思いますし、最後まで安定して走ることができるよう成長していきたいと思います」
小出 峻
■第2戦 2位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「第1戦でチャンピオンを決めることができたので、ある程度肩の荷が下りた状況で臨むことができた第2戦でしたが、今日のレースもしっかりと自分ができる最大限で臨もうと思っていました。ただ今日はスタートがあまり良くなくて、初動からホイールスピンしてしまいました。そこからのリカバリーは早い方だとは思いましたが、小林選手に並ばれてしまい、1周目のS字では自分が自信をもっていけなかったところもあり、先行されてしまいました。なんとか距離を詰めてオーバーテイクする範囲までもっていきたいとは思いましたが、小林選手のペースもよかったですし、安定感という意味では小林選手に分があったと思います。うしろから中村選手も迫っていましたし、余裕がなくて追いつかず2位となりました。ただ第3戦も優勝という目標は揺るぎませんし、今週は自分の最大限でやると決めているので、最高のパフォーマンスで挑みたいです」
中村 仁
■第2戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/Car No.35/TOM'S)
「今回の第2戦では上位陣のなかで僕だけがニュータイヤを履いていたのですが、ペースには自信がありましたし、ユーズドタイヤ勢に比べるとピークグリップも高かったと思うのですが、それを活かし切れずポジションを上げることができなかったのは少し悔しいところです。レース前半になるべくプッシュして、攻める方にフォーカスしていたこともあって、レース後半のペースは少し前の2台に比べて劣っていたので、そこは改善しなければいけないポイントだと思っています。第3戦では5番手からのスタートですが、ぜんぜんチャンスはあると思っていますし、第1戦、第2戦の結果とクルマのバランス、自分の走りを踏まえて、この週末でいちばん良いレースにしたいと思いますし、楽しむことを目標にしたいと思います」
DRAGON
■第2戦 12位(マスタークラス優勝)
(TEAM DRAGON 324/Car No.30/TEAM DRAGON)
「第1戦と同様、スタートしかチャンスはないと思っていたので、とにかく集中した結果、清水選手より良いスタートが切れました。序盤は前に出ることができたので少しプッシュして、ギャップを作ることができたのですが、レース中盤にタイヤが落ちてきてからは、キャラクターの違いからか接近されてしまいました。特にS字からV字にかけては清水選手の方が圧倒的に速かったので、バックストレートで自分が守る展開になりました。要所を守れば抜けないというもてぎのキャラクターどおりの展開になりましたね。第3戦では僕が前からスタートすることができますし、ニュータイヤを残しているので、また第1戦、第2戦のような展開に持ち込めたらと思っています」