2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦 決勝上位ドライバーコメント - superformula lights

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2025全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第3戦 決勝上位ドライバーコメント

2025/03/09

佐野雄城

■第3戦 優勝
(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL/Car No.35/TOM'S)
「スタートはうまくいかずに3番手に下がってしまったのですが、その後のペースは今週末の中でもすごく良かったです。後半はタイヤも厳しくなってきましたが、チームの皆さんが考えてくれたセッティングが良かったし、自分のドライビングの修正もうまくできていたのかなと思いました。前を走っていた小林選手のマシンはオーバーステアに見えていて、その中でもうまくコントロールして走っているなと思ったのですが、たぶんちょっとした何かの影響でコースアウトしてしまったのかなと感じました。今週末鈴鹿に入った時点で、持ち込みのセットがとても良く、流れもできていたので、それを崩さずにやり切れたのは自分にとっても自信になりました。この大会を踏まえて、悪かったところはしっかりと改善していけるように準備していきます」

野村勇斗

■第3戦 2位
(HFDP WITH B-MAX RACING/Car No.50/B-MAX RACING TEAM)
「2番手からのスタートということで、もちろんトップを狙っていきました。結果的にはスタートは悪くはなかったものの、後方の小林選手が良いスタートを切っていて、僕自身は佐野選手がちょっとホイールスピンをしていたところをうまくバトルしながら抜けました。この週末、序盤のペースはとても良い印象だったので最初の1〜2周はプッシュしていきましたが、少しずつタイヤがタレてきてしまい、最後は厳しくなってしまいました。朝の第2戦は涼しい中でのレースだったのですが、そこで調子が良かったので、あまり大きく変えずに第3戦は臨みました。結果的に少し読みが外れてしまったというか、想定よりも厳しくなってしまったという感じです。次のオートポリス大会までは少しインターバルがあるので、3連勝できるように準備していきたいと思います」

小林利徠斗

■第3戦 3位
(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL/Car No.38/TOM'S)
「今朝の第2戦までは、トップに立てる速さはないと感じていて、まずはスタートでいかに仕掛けられるかを意識していました。実際スタートはうまく決まってトップに出て、しばらくはクルマのバランスも悪くなく走行できていたのですが、そう思ったのも序盤の3〜4周だけで、まだ残り周回数が3分の2以上残っているという状態でクルマがフラフラし始めて、佐野選手が追いかけてきました。ペースもストレートスピードもかなり差があることが分かりましたが、その中で少しでも何かできることはないかと考えて、揺さぶりをかけるという意味でも極力攻めるという手段を取ってみました。ただ結果的にコースオフして3位に下がってしまいました。うしろからも迫られていましたが、守り切って3位表彰台を取れたのは良かったです。厳しい場面がいろいろとあったので、改善していきたいと思います。うまくいかなかった部分の答えはまだ見つかっていませんし、根本的に足りていない部分もあります。そこを補わずにシーズンを戦うわけにもいかないので、オートポリス大会までに原因を探したいと思います。できるだけのことをやっていきたいです」

清水康弘

■第1戦 12位(マスタークラス優勝)
(GNSY RACING 324/Car No.8/GNSY RACING)
「スタートは今回もうまくいきました。DRAGON選手がストールしているのがミラーで見えたので、そこからは頑張って前の若手を追いかけていくだけでしたね。なんとか、これまでよりも比較的ついていくことができました。遠くに背中が見えるくらいのものですけどね。週末を通してペースアップできましたし、鈴鹿でこうして気持ちよく走ることができました。他のサーキットでもいけるという自信につながったので、今シーズンのこの後の大会も非常に楽しみですね」