荒れた展開の第17戦は野村勇斗が小林利徠斗を抑え11勝目 - superformula lights

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荒れた展開の第17戦は野村勇斗が小林利徠斗を抑え11勝目

2025/11/30

野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

 11月27日(金)から走行が行われてきた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第6大会は、いよいよ11月30日(日)、最終日を迎えた。今シーズンのラスト2レースとなる第17戦、第18戦が行われる一日だ。

 11月29日(土)に行われた第17戦の公式予選では、直前の第16戦に続きチェッカー間際に続々とタイムが更新されていくことになったが、1分42秒597までタイムを伸ばした野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が2戦連続のポールポジションを獲得。1分42秒904を記録した佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が2番手。5周の走行に留まった小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が3番手に。この大会がスーパーフォーミュラ・ライツ初挑戦の山越陽悠(DELiGHTWORKS)が4番手につけた。

第17戦 スタート第17戦 スタート

■オープニングラップで6台がストップ

 この週末のモビリティリゾートもてぎは土日ともに快晴に恵まれており、11月30日(日)も朝から晴天となった。ただ、気温は12度ほどというコンディションでの決勝レースとなった。このレースでは、山越、そして6番手の松井啓人(B-MAX RACING 324)がニュータイヤを履いて臨んだ。

 迎えた午前9時05分からの決勝では、スタートで野村が好発進。2番手争いは小林が1〜2コーナーでアウトから佐野をかわしていき、三井優介(DELiGHTWORKS)、山越と続く展開。これに古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、松井、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)と続いていくが、5コーナーでデビッドと松井が競り合うなか、松井が前を行く古谷と接触。2台が姿勢を乱してしまった。

 さらに、コースを外れたデビッドと10番手スタートの卜部和久(B-MAX RACING 324)がS字に向け接触。S字ではデビッドが、V字カーブでは卜部がストップし、後続ではアクシデントを避けようとしたマスタークラスのDRAGON(TEAM DRAGON 324)と清水康弘(GNSY RACING 324)が接触しピットへ。1周目でなんと6台が姿を消す荒れた展開となった。

 これらのアクシデントの処理のためレースはセーフティカーランとなったが、5周目にリスタートを迎えることに。野村を先頭に小林、佐野、三井、山越、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)と続いていった。

 リスタート後、緊迫したのはトップ争い。小林が野村との差を0.4〜0.5秒ほどに留め、僅差の争いを展開。さらに4番手争いでは、三井と山越がテール・トゥ・ノーズの争いを展開していったが、なかなか抜きどころがなくラップが進んでいくことになった。

セーフティカーランの様子セーフティカーランの様子

■マスタークラスはKEN ALEXが初優勝

 14周で予定されていた第17戦は、セーフティカーランがあったことで最大延長時間が来るか規定の周回数が先に来るか際どいところとなったが、結果的に野村が14周のレースの最後まで小林のプレッシャをはね除け、今シーズン11勝目をマーク。2位は小林、3位は佐野と第16戦と同じ表彰台の顔ぶれとなった。また4位は三井、5位は山越となり、トップ5が前日と同様のメンバーとなった。6位はマッソン、7位は伊東黎明(LMcorsa OTG 320)となった。

 一方、前日の第16戦で清水のチャンピオンが決まっていたマスタークラスは、オープニングラップでDRAGONと清水がピットに戻ったことで、2台のレースとなった。スタートで遅れたものの、1周目にトップに立ったのはKEN ALEX(BUZZ RACING)で、今田信宏(JMS RACING TEAM)が追ったが少しずつその差が広がっていくことに。第16戦ではポールポジションの利を活かせなかったKEN ALEXは、この第17戦ではきっちりと逃げ切り、嬉しいスーパーフォーミュラ・ライツのマスタークラス初優勝を飾った。

山越陽悠(DELiGHTWORKS)山越陽悠(DELiGHTWORKS)